科目名 電子計測制御 単位数 2 履修学年 3
使用する教科書・副教材等 電子計測制御(実教)
学 習 目 標
電子計測制御に関する知識と技術を習得させ,コンピュータによる電子計測やネットワーク化された電子計測システムなどを実際に活用する能力と態度を育てる。
学 習 方 法
教科書とノートを中心に学習を進める。
生徒自身で制御回路を設計させる。
学習内容、学習活動、ねらい及び評価のポイント
学期 学習内容(単元名) 学習活動・ねらい 評価のポイント 課題・提出物等
1学期









2学期


















3学期
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シーケンス制御の基礎





シーケンス制御に使われる機器




シーケンス制御の基本回路








プログラマブルロジックコントローラ









フィードバック制御の基礎
・シーケンス制御とはどのようなものか,洗濯機やエレベータを例に理解させる。また,具体的事例をもとにシーケンス制御の分類について理解させる。
・シーケンス制御にはどのような機器が使われているのか,代表的な有接点・無接点リレー回路,プログラマブルロジックコントローラについて特徴と概要を学ぶ。

・シーケンス制御に使われる代表的な機器として,各種スイッチ,ランプ,ブザー,有接点・無接点リレー,タイマ・カウンタについて,構造や動作,図記号,用途を理解させる。

・エレベータのドアの開閉を例に,電気回路図とシーケンス図の書き方を理解させる。
・タイムチャートの読み方と書き方を理解させる。
・基本論理回路(AND・OR・NOT)を使って,シーケンス図と論理式・論理回路記号,真理値表の関係について理解させる。また,基本論理回路を組み合わせた自己保持回路,インターロック回路などについて,シーケンス図とタイムチャートの関係を理解させる。
・電動機の運転制御回路を例に実際のシーケンス図について理解させる。

・プログラマブルロジックコントローラ(PLC)の基本構成と利用例について理解させる。
・PLCのプログラミング言語の種類を紹介し,なかでもラダー図言語を取り上げ,シーケンス図とラダー図の関係について理解させる。
・PLCの基本命令を使い,ラダー図の書き方と命令リスト言語への対応関係,タイムチャートについて理解させる。
・PLCによる具体的なシーケンス制御として,ベルトコンベヤの制御,交通信号機の制御,貯水そうの水位制御を例に,動作の理解,必要とされる機器,PLCとの接続方法,ラダー図,命令リスト言語について理解させる。

・前章で学んだシーケンス制御と比較しながら,フィードバック制御の概要とフィードバック制御システムの構成要素について理解させる。
・フィードバック制御システムの種類にはどのようなものがあるのか,具体的事例として,直流定電圧電源・水位制御・ロボットアーム・熱処理炉を題材に制御システムの構成や概要を理解させる。






・各種スイッチやリレー,タイマ・カウンタなど実物を提示しながら指導する。
・図記号は,次節以降に必要となるので,解読・作図できるように留意する。

・科目「情報技術基礎」との関連に留意して指導する。





・プログラマブルロジックコントローラ(PLC)を実際に提示しながら指導する。
・科目「電気実習」,「電子実習」との関連に留意して指導する。







・新たに登場する制御に関する専門用語が多いので,用語の定義に留意して指導する。
・制御の目的(制御対象)と何を検出するのかに留意しながら指導する。
学習評価の観点別規準と評価方法
評価の観点 知識・理解 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現
評価規準 ・電子計測制御に関する知識と技術に関心をもち,その習得に向けて主体的に取り組むとともに,実際に活用しようとする創造的実践的な態度を身につけている。 電子計測制御に関する諸問題の解決をめざして自ら思考を深め,知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫をしながら,それらを表現する能力を身につけている。 ・電子計測制御に関する基礎的・基本的な技術を身につけ,環境に配慮し,知識と技術に基づいた合理的な作業を計画し,その技術を適切に活用している。 ・電子計測制御に関する学習を通して,基礎的・基本的な知識を身につけ,環境やエネルギーの有効利用など,現代社会における工業の意義や役割を理解している。
評価方法 定期考査 生徒取り組みの観察
ポートフォリオ
ポートフォリオ ポートフォリオ
学習サポート(担当者からのアドバイス)
毎授業で1枚ポートフォリオを記入していきます。授業で1番大切なこと・感想などを記入していくので、ポーとフォリオを毎回持参してください。