科目名 | 機械設計 | 単位数 | 2 | 履修学年 | 機械工学科2年生 | ||||
使用する教科書・副教材等 | 機械設計1(実教)、機械設計1・2演習ノート(実教) | ||||||||
学 習 目 標 | |||||||||
1.「機械」の概念を理解させ,設計するための基礎となる力学・材料力学・機構学の基礎的な事項を理解させる。 2.機械の構成と基本的な機械要素・装置および振動などの現象についての基礎的な知識と技術を習得させる。 3.簡単な設計・計算の方法を学習し,コンピュータ援用による設計法の知識を踏まえて,実際に,器具,機械などを創造的,合理的に設計する能力と態度を育てる。 4.重要語の英語を理解し,国際化へ対応しつつ主体的に生きる力を身に付けさせる。 |
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学 習 方 法 | |||||||||
・教科書の内容に従って講義式授業を中心とする。 ・必要に応じて、参考資料を使った調べ学習等も行う。 |
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学習評価の観点別規準と評価方法 | |||||||||
評価の観点 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に取り組む態度 | ||||||
評価規準 | 機械設計の各分野について,基礎的な知識と技術を体系的・系統的に身に付け,社会環境に適した機械設計の意義や役割を理解している。 | 機械設計に関する課題を発見し,倫理観を踏まえた思考・判断力に基づいて,合理的かつ創造的に課題について考え,その成果を的確に表現する力を身に付ける | 機械設計に関する諸事象について関心をもち,社会の改善・向上を目指して,自ら学び,工業の発展に主体的・協働的な態度および創造的・実践的な態度を身に付けようとしている。 | ||||||
評価方法 | 知識・技能 5割 定期考査・ノート |
思考・判断・表現3 提出物・定期考査 |
主体的に取り組む態度2割割提出物・授業態度 | ||||||
学習内容、学習活動、ねらい及び評価のポイント | |||||||||
学期 | 月 | 学習内容(単元名) | 学習活動・ねらい | 評価のポイント 課題・提出物等 | |||||
1 | 4〜6 9〜11 1〜2 |
第3章 材料の強さ 1. 材料に加わる荷重 2. 引張・圧縮荷重 3. せん断荷重 4. 温度変化による影響 5. 材料の破壊 6. はりの曲げ 7. ねじり 8. 座 屈 |
・材料の機械的性質を学ぶ意義を理解させる。 ・荷重に関する用語と分類について理解させる。 ・応力とひずみの関係を考察させ,応力-ひずみ線図とその内容を理解させる。 ・応力の単位,引張・圧縮応力やひずみの意味,その計算法を理解させる。 ・荷重と変形量の比例関係を確認し,応力とひずみの比例定数が材質によって一定であること,縦弾性係数を理解させる。 ・せん断応力とせん断ひずみは,既習の垂直応力とひずみを対比して理解させる。 ・せん断は,材料のずれに対する抵抗であることを理解させる。 ・横弾性係数は縦弾性係数を踏まえて理解させる。 ・材料は,温度変化によって伸び縮みし,それがさまたげられたとき熱応力が生じることと,その特徴を理解させる。 ・使用応力と許容応力を理解し,許容応力を定める場合は,荷重の種類・材料に応じた基準強さをもとにすることを理解させる。 ・ねじりがせん断であることを理解させる。断面二次極モーメントと極断面係数の計算方法を習得させる。 ・細長い部材に圧縮力が加わるとき曲折して破壊することがあることを理解させ,それを防ぐ断面形状を考えさせる。 |
授業態度、定期考査、提出物(授業ノートなど)などから総合的な評価を行う。 定期考査70%、平常点10%、提出物20% |
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2 | |||||||||
3 | |||||||||
学習サポート(担当者からのアドバイス) | |||||||||
・授業態度:授業の取り組み状況、発表(聞く態度、授業に向かう姿勢) ・提出物:指定された提出物が提出されているか、またその内容が適切であるか ・各種用語の理解、公式の活用方法や原理を理解しているか |