科目名 言語文化 単位数 2 履修学年 1
使用する教科書・副教材等 数研出版「言語文化」、尚文出版「シンプルスタイルシリーズ 古文単語301」        
学 習 目 標
 上代以降の古典文学や漢文、近代以降の文学作品を学習することによって、それぞれの時代背景や人々の生活・文化・価値観を知るとともに、日本語や日本文化への興味関心を深め、読解力や思考力を身につける。
学 習 方 法
 様々な古文作品や日本語のルーツとなる漢文の作品、近代以降の文学作品を、読解していく。文法を学び語彙力を身につけ、文脈を読み取りながら、格調高い日本語を楽しみ、日本語の知識や運用能力を高める。
学習評価の観点別規準と評価方法
評価の観点 知識・技能 思考・判断・表現 主体的に取り組む態度
評価規準 生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに,我が国の言語文化に対する理解を深めることができるようにしている。 「書くこと」,「読むこと」の各領域において,論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし,他者との関わりの中で伝え合う力を高め,自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにしている。 言葉を通じて積極的に他者や社会に関わったり,思いや考えを広げたり深めたりしながら,言葉がもつ価値への認識を深めようとしているとともに,進んで読書に親しみ,言葉を効果的に使おうとしている。
評価方法 定期考査、小テスト、
授業態度や発言内容等
3割
定期考査、授業態度や発言内容等
5割
小テスト、授業に取り組む姿勢
ノートやプリント等の提出物、 
2割
学習内容、学習活動、ねらい及び評価のポイント
学期 学習内容(単元名) 学習活動・ねらい 評価のポイント 課題・提出物等

1










4〜6




9〜11




1〜3
古文チェックポイント
『宇治拾遺物語』(児のそら寝)
古文常識(月の異名、時刻等)
『羅生門』

漢文入門1,2
故事「狐借虎威」
古文チェックポイント
『伊勢物語』(芥川)
『竹取物語』(なよ竹のかぐや姫)
近現代 短歌・俳句
 和歌

『土佐日記』(門出)
『平家物語』(祇園精舎)
古典を読むために必要な文語のきまりや訓読のきまり、古典特有の表現などについて理解することができる。
作品や文章に表れているものの見方、感じ方、考え方を捉え、内容を解釈することができる。

古典を読むために必要な文語のきまりや訓読のきまり、古典特有の表現などについて理解することができる。
我が国の言語文化の特質や我が国の文化と外国の文化との関係について理解することができる。
我が国の言語文化に特徴的な語句の量を増し、それらの文化的背景について理解を深め、文章の中で使うことを通して、語感を磨き語彙を豊かにすることができる。


我が国最初の日記文学を読んで、記録としての日記とは異なる表現方法と随筆意図を読み解く。軍記物語という文章の種類を踏まえて、内容や展開を的確に捉える。
定期考査では、「知識・技能」と「思考・判断・表現」分野を出題。
授業において、定期的に小テストを行い、必要に応じて課題やノート提出を行う。
学習サポート(担当者からのアドバイス)
私たちが日常で使っている日本語には、さまざまな歴史や変遷、伝統があります。格調高い日本語を使った様々な古典作品や文学作品を読み解き、自らの日本語や表現力を磨いていきましょう。自分が興味を持てる文章を見つけ、日常から様々な文章に触れることが大切です。