インターナショナルデー〜松江二中との交流〜
大きな成果をあげて終わる・・・近くて近い国中国
2005年1月31日(月)〜2月2日の3日間にわたる、松江二中の兵庫高校滞在と
その間の様々な交流は大きな成果をあげ終わりました。皆さんの感想では、言葉
の壁は多少あっても、思ったよりもすぐに心が通じ合えるということです。
以下、今回のレポートを代表者に書いてもらいました。(一部省略) |

全体交流会担当として(生徒会長 藤原 大地)
1月31日。僕にとって2回目のインターナショナルデーが始まった。今年は司会として一番身近で松江の生徒と接することができた。まず思ったのは松江二中の生徒はすべての事に熱心ということだ。僕らより数段英語も上手く、独学で日本語を学んだ人もいてとても驚いた。
僕らが作ったビデオのクイズにもとても熱心に答えてくれた。ちなみに笑ってくれたかは謎です。(笑)
質問コーナーでも日中の生徒でとても面白く、思わず「へぇ〜」と思う事もあった。
僕らが松江二中と交流を続ける事で、ほんの少しでも日中間の架け橋になり、これからも兵庫高校と松江二中の交流が末永く行われる事を願います。
クラス交流会担当者として(生徒会役員 姫澤 由佳)
今年のインターナショナルデー・クラス交流会では、スマトラ沖大地震の影響で海外へ行くことがためらわれただろうと思われる中、来日して下さった松江二中のみなさんを各クラス1〜2名招待し、それぞれのクラスで事前に計画を立てておいたクイズや質問コーナー、劇などを行い、異文化に生きる人たちとの交流を図りました。午前中に行われた全体会よりも相手を身近に感じられる分、日常生活についてなど、私的な事柄に関して、詳しくお話を伺うことができたのではないでしょうか。
これからの国際社会、互いの文化を尊重しつつ、同じ人間として協力し合っていくことが大切であると実感しました。

クラス交流会〜価値ある体験(1-3 酒井 徹)
「心に国境はない!」そう感じた1日でした。
「異文化」という言葉を今までは重いというか、とてつもなく難しいものと感じていました。しかし、実際交流してみると、思い描いていたイメージとは全く違っていました。 初めは、お互い緊張している感じでしたが、会が進むにつれてだんだんと盛り上がっていき、ムードも和やかになりました。彼らの雰囲気やしぐさは僕たちと何も変わらず、とても親しみやすかったです。それどこか、心が通じ合えたような気さえしました。皆が楽しめたのではないでしょうか。
ただ、英語をもっとうまく話すことができれば、よりたくさんのことを学べたのではないかと思います。
今回の貴重な交流は、これから国際的な社会を生きていく上で、すばらしい経験と大きな自信を与えてくれました。

オーラルコミュニケーションの授業で(1-4 松岡 洋平)
この授業に僕らのクラスを選んでいただいたアーロン先生にまず感謝したい。最初は皆乗り気ではなかったと思うが、今思うと、こんな貴重な体験をさせてもらえたんだなと嬉しく思う。そしてこの体験の中で色々な事を感じたのは言うまでもない。
その1つはやはり会話力である。松江二中生の英会話力には本当に驚いた。最近日本語もしっかり話せない人が増えているという話も聞くが、現代に必要なのはこのような能力なんだなと痛感した。
もう一つは、言葉が違うだけでいっしょであること。英語を通しての会話でいろんな事を共感できた。
いろいろなことがあったけど、とてもいい時間をすごすことができた。楽しかった。

フリートークに参加して(2-6 吉川 侑希)
今年の松江二中の方と交流の締めくくりとなったフリートーク。英語の得意不得意に関係なく電子辞書を片手に楽しく会話できたと思います。45分という短い時間でしたが、お互いに自分の国と合う手の国について知り合うことができ、とても有意義な時間を過ごせました。
話した内容を少し紹介します。例えば、日本のアニメは中国でも人気があることです。私達と同じ年代の人の中では特にガンダムSEEDが流行しているみたいです。また、日本マンガも流通していて、ジャンプを買って帰る松江二中生徒もいました。
他に、日本語と中国語についても話しました。読み方は違っても同じ漢字を書くものがあるようです。例えば運動場などです。使い慣れた日本語と違って中国語は「ツェー」など発音も独特で読みにくいものもあります。
今回参加してみて、すごく面白かったので、こんな機会を是非増やして欲しいです。