松江二中創立100周年記念式典出席 報告
2004年10月27日
国際理解教育推進委員長 中原和彦
1.出席者:桂 邦彦 (教頭)
中原和彦 (国際理解教育推進委員会委員長)
2.訪問先:「上海市松江二中」
上海市松江区中山東路250号 TEL, FAX:0033-010-86-21-57832255
FAXのみ:0033-010-86-21-67830790
3.宿泊先:「松江賓館(松江ホテル)」(なおホテルは2人別室)
上海市松江区中山東路298号 TEL:0033-010-86-21-57833820
FAX:0033-010-86-21-57833051
4.日程:
10/15(金) | 10:00 | 学校発 →→→→ |
11:30 | 関空着 | |
13:30 | (中国東方航空MU516)関空発→→→→ | |
14:50 (現地時間) | 上海浦東(ブドン)空港着 黄教授(松江海事大学)および松江二中側から2名の先生が出迎え. 兵庫高校側2名は松江二中の先生2名と車で松江へ。 |
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13:40 | 松江市内到着。 | |
夕刻 | ホテル内で松江二中の先生3名と同席。 | |
夕食後 | 松江二中の先生1名と松江市内見学。 | |
21:00頃 | ホテルへ帰着。ここで坂本教授(神戸大学海事科学部),吉田教諭(神戸高校)などと会う。 | |
10/16(土) | 8:30 | ホテル発。黄教授,坂本教授,吉田教諭らと共に徒歩で松江二中へ。 |
9:30〜11:30 | 創立100周年記念式典へ出席。兵庫高校桂教頭の挨拶(右参照) などがスクリーンに披露される。 | |
昼食 | ホテル内で松江二中の先生4名,黄教授,坂本教授,吉田教諭などが同席。 | |
14:00〜18:00 | 松江二中の先生3名と松江市内(ニュータウン方面)および朱家角を見学。 | |
夕食 | 松江二中校長,先生5名が同席。来年の松江二中生徒訪問についての話し合いを行い,「11月15日までに今年度の松江二中生徒の兵庫高校への来校日程・メンバー等の連絡をしてもらう」ことを約束。 | |
10/17(日) | 8:00 | ホテル発 |
午前 | 松江二中の先生2名と上海市内見学 | |
17:20 (現地時間) | 上海浦東(ブドン)空港発→→→→ | |
20:25 | 関空着(全日空NH0154) | |
21:00 | 関空発→→→→ | |
22:30 | 学校着 |
「松江二中100周年記念式典出席を終えて〜
〜近くて近い国中国」
2004年10月27日
国際理解教育推進委員長 中原和彦
過去の何回かの訪問記を色々と読んで,ある程度のイメージを描きながら今回の訪問を迎えたが,やはり自分の目で見て体験するのとは大きな違いがある。
700年も前に建てられたと言われる校門。校内に何本も生い茂る樹齢最低100年?はありそうな木々。ロビーに噴水がある図書館。今回は一部しか見られなかったなのが残念だが,これが以前から聞いていた松江二中の校内か・・・。国家の将来を担う人材を育てるため,相当国は予算をかけているのだろうと考えた。
それにしても中国語の美しさ。記念式典中に行われる挨拶。その後のアトラクションにおける生徒の司会(またこれが健康的!!)。何を話しているのかわかるわけもないが,とにかく中国語の美しさに聞き入ってしまった。(歌っているようにも聞こえる。)
また,中国のおおらかさ。式典の挨拶が行われて最中にざわざわと聞こえる人の声。後ろを振り返ると(私たちは最前列に座っていた)どうやらみんな同級生どうしで再開を懐かしんでおしゃべりしているようだった。聞くところによると,この日集まった卒業生は1万人。そのうちこの式典会場に入れるのは500人程らしい。みんなが私語をしていようが,式典の挨拶は続けられる。だけれど,壇上で挨拶している人の中国語は力強い。全然気にしていないよう。みんながお祝いする気持ちがあればいいのかな?
松江二中の我々に対する歓迎もとても丁寧で有り難いものだった。食事,見学を始め,常に複数の先生が我々の相手をしてくれた。それも堅苦しいものではなく,とてもfriendlyなものであった。初めて会ったような気がしなかったし,外国人ときちんと対応しないとというような身構えた気持ちはすぐに消え去った。本当に今回の松江二中の先生方には心から感謝したい
さて,今年度私は本校では初めて国際理解教育推進委員会に携わり(しかもその委員長),今回の松江二中訪問となったのだが,やはり実際に自分がこの部署で関わりを持ち,松江二中の先生・生徒たちと対面してみないと,なかなかこの交流の意義・大切さに気がつかなかっただろうと痛感します。過去の訪問記録なども読んでみて,姉妹校提携のいきさつ・意義・これまでかかわってこられた先生方の努力や情熱などが初めてわかりました。(どの部署にいてもそうだとは思いますが,自分のかかわったことのない部署の苦労はわからないものです。少なくとの私の場合。)
関空から2時間余り。北海道・沖縄とほぼ同じ時間で上海に着きます。顔・形も我々日本人と全く変わりません。漢字も日本語と同じ意味の言葉がいっぱいあります。(例えば,トイレは「便所」でした。)中国は私にとっては「近くて近い国」でした。
皆様も是非,中国・上海・松江二中に行って見てはいかがでしょうか。
最後に今回の訪問にあたり,校長先生を始めとする諸先生方と事務室の皆様のご協力やご支援に対し,特に準備段階で大変お世話になった松野先生・宗石先生および現地での英会話による松江二中の先生方とのやりとりをほとんどおまかせした桂教頭先生に対し,深く感謝いたします。ありがとうございました。