第39回近畿地区高等学校PTA連合会大会 京都大会 

   6月29日(土)国立京都国際会館にて第39回近畿地区高等学校PTA連合会大会が開催されました。本校からは菅村校長と本部役員6名が参加しました。
 今大会では、「深めよう親子の絆、広げよう地域の絆、ともに開こう明日へのとびら」をテーマに、近畿地区の約3千名の会員が一堂に会して共に学び、活発な研究協議が行われました。
 まず記念行事として、『野球に教えられ、学んだ事』と題し、元プロ野球選手で野球解説者の衣笠祥雄氏による記念講演が行われました
衣笠氏は、現役時代「鉄人」の愛称で親しまれ、2215試合連続出場という偉業を達成された日本球界を代表する選手の一人です。衣笠氏はご自身の経験から、夢を持つこと目標を持つことの大切さを説いておられました。
「一生懸命は誰でもできる。目標を持ってこそ苦しみに耐えられる。目標を達成するために何をどう努力するかが大事。」 「夢を実現するために大切なのはあきらめないこと。思うようにならない時は準備をして待て。いつか必ずチャンスが来る。そのチャンスをつかめるように準備をする。」
 経験に裏付けられた言葉だからこそ深い感銘をうける、素晴らしいお話でした。
 また、午後からは4つの分科会に分かれて、PTA活動の実践発表と研究協議が行われました。 本校が参加した特別分科会では、佛教大学教育学部長 原清治氏による基調講演『夢の実現に向けた高校生のキャリア教育』が行われ、その後のパネルディスカッションでは、子どもたちが将来の夢を持ちそれを実現していくためには何が必要か、様々な立場から活発に意見が述べられました。
 いま、将来の夢がうまく描けない子どもたちが増えています。
 家庭や地域での「人と人とのかかわり」の中でこそ子どもたちは成長し、将来の夢を持つことができるようになります。子どもたちが夢を持って希望を持って目標を持って前に進んでいけるよう、保護者として子どもたちとどう向き合えばいいのか、改めて考える機会となった一日でした。 来年は奈良で近畿大会が開かれます。



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