平成11年度活動のとまめ 神戸支部

                        県立東灘高等学校 浅野吉英

昨年度の榊戸支部の活動は、7月の「椿先生の籍術教育」の濃い一本のみでした.後半
に築術赦育の入ロから出ロまで美術館や中学、小学校をも巻き込んで企画を立ち上げ
ようとしましたが・石童先生も私も忙し<なってしまい実現は12年度へと持ち越してしまい
ました美術教師の生き残りのためにかつて指導主事が「様々な専門科目が開講できるよ
うにし・学校運営にも積極的に関わる。」との言葉通りやってゆ<と研究会活動にさくエ
ネルギ-景が滅少してしまう、というのは個人的な言い訳でしょうか.
 他の支部と比べかなり停滞している榊戸支部の活動ではありますが、潜在的に個々の
先生方のすごい実践の数々があります.一例だけですが、たとえば、山田先生(神戸高校)
の鑑賞教青での美術館との連携の研究、有年先生(神戸商業)の高校生文化際グランプリ
の舞台裏・藤崎先生の築術部の指導、石堂先生(葺合高校)の油総、六甲アイランドの総
合制普通科美術コ-スのその後、井上先生(総合学科甲北高佼)の専門科目のその後、等。
その他。掘り起こせばもっと出てくるのは間違いありません.研究活動はそれらを横に流
通させることと考えています.
「教師も生健のなれのはて」と、かつて歌われたように、我々にも1O代があり、生旋
であった時代もありました。そんなあの日に芸術体験は起こりました.筆術教師の中には
あのときの芸術体験を出発点にした人が多いのではないでしょうか.私もその-人として、
芸術と新しい世代との間に立って、芸術が私たちや次の世代にもたらすであろう可能性に
っいてついての伝導着たらんとしています.大きな流れと小刻みな時代変勤、その両方を
おさえながら現実に対応できる身体を作り出して行きましょう.
 
まずは、上記以外で、今後想定できる実践、研究テ-マの羅列から.
  @コンビュ-タソフト研修
  Aインタネットを便った実践
  B美術館と連携した鑑賞教育
  Cこころ、癒し、回復、(と美術)の美術教育
  D教室の実践と社会
  E芸術の至高体験
  F伝統的な材題の現在的憩味の洗い薗し
  B授業の成立
  H評価
  I課題、等々。