学校長挨拶

「新しいスタートに向けて」

あわじ特別支援学校
校長  岡村 洋

 グラウンドの芝生も青味を増し、春の息吹を一層感じる好季節になりました。新年度を迎え心機一転、新たなスタートをきりたいと思っています。

 さて、昨年1年間を振り返ると、4月の入学式から始まり遠足、修学旅行、自然体験活動、体育祭、学習発表会、YU・らいふ・サポート事業、校外学習等、保護者や地域の皆様に支えられて、教育活動を行ってきました。それぞれの活動に対して、多くの方々から貴重な助言や意見をいただきありがとうございました。日々子どもたちが見せてくれる笑顔に支えられて1年間過ごしてきましたが、今年度は子どもたちの笑顔が、もっとたくさん見られるように頑張りたいと思います。

 さて、本年4月に淡路特別支援学校と発展的統合し、校名を「兵庫県立あわじ特別支援学校」と改め、新しい校歌、校章や校訓のもとにスタートいたしました。従来通り幼・小・中の聴覚部門と小・中・高の知的部門を設置していますが、統合に伴い教育環境も大きく変化し、在校生や教職員の数も大幅に増えました。淡路島で唯一の特別支援学校となり、以前にも増して地域の特別支援教育のセンター校としての役割が求められ、その責任の重さを痛感しています。

 これまで幼児児童生徒一人一人のニーズに合わせた教育内容の充実や、それには欠かせない教職員の専門性の向上を本校の喫緊の課題として取り組んでまいりました。統合を機に更に教職員一同研鑽に励み、誰からも信頼される学校作りに取り組んで行きたいと思っていますので、今後ともご支援ご協力をよろしくお願いします。