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校長挨拶

ライン 兵庫県立豊岡聴覚特別支援学校

校長  横田 滋  
  

                    〜ようこそ、「豊聴」のホームページへ〜

 

 兵庫県立豊岡聴覚特別支援学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。令和2年度に着任しました、第24代校長の横田滋です。前校長の高橋幹夫先生が進めてこられた学校経営・学校運営を引き継ぎ、さらに本校の教育を前へ前へと進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は昭和23年に豊岡聾学校として誕生し、一昨年度創立70周年を迎えた但馬地区の聴覚障害教育の伝統校であります。一昨年、11月には、創立70周年記念式典を挙行し、保護者、地域、同窓会の皆様と共に祝うことができました。
 設置学部は、幼稚部、小学部、中学部があり、今年度は、25名の幼児児童生徒が在籍しています。通学には、平成29年度から主に知的障害のある幼児児童生徒を対象にしたスクールバスの運行を始めました。 また、遠距離から通学する主に聴覚障害のある幼児児童生徒を対象にした寄宿舎があります。
 
 平成28年度より知的障害部門を新設し、聴覚障害部門と知的障害部門を併置する聴知併置校と新たな出発をして5年目を迎えます。 『不易流行』の言葉のとおり、従来の聴覚障害教育の専門性・継続性を大切にしながら、新しく知的障害や重複障害の専門性を高めていくように「新しい風」を吹き込んでまいりたいと考えています。そのために、一昨年度より、学校教育ビジョンとして「豊聴『かがやき』ビジョン」を策定し、学校教育目標である「自分らしく成長し、協働しながら学び、生活の質を向上させる」の実現に向けて、教職員一同、一生懸命に取り組んでいるところであります。

 また、本校の校訓は、「希望」 「努力」 「自立」です。幼児児童生徒が、自分の可能性を最大限に伸ばせるような希望を抱き、その希望が叶えられるよう努力を続け、スモールステップで達成感を味わうことで身辺生活の自立、内面の成長による心の自立、そして、将来の社会生活の自立を目指していく意欲・態度・能力を育んでいけるような適切な指導や必要な支援を行います。
 そのため、教職員一人一人がその役割と責務を果たしながら、「チーム豊聴」として、同窓生の皆様、保護者の皆様、地域および関係機関の皆様方と協働することより、幼児児童生徒一人一人のキャリア発達を支援し、皆様方から信頼される学校づくりに努めてまいります。

引き続き、関係者の皆様方の一層のご協力を賜りますようお願いいたします。