メモリーズ

これまでに上演された公開試演と卒業公演

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第1回〔S62.6.13〕
「夏の夜の夢」

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第2回〔S63.7.16〕
「夏の夜の夢88」

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第3回〔H1.6.24〕
「ゴールデン アフタヌーン」

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第4回〔H2.6.23〕
「未知の道」

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第5回〔H3.6.22〕
「星の王子さま 1991」

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第6回〔H4.6.20〕
「のらのり・ららばい」

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第7回〔H5.6.19〕
「ひょっこり宝島」

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第8回〔H6.6.18〕
「中心ぐらつく物語」

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第9回〔H7.6.24〕
「気まぐれまぐれのエラーゲーム」

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第10回〔H8.6.22〕
「遠い近い日」

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第11回〔H9.6.7〕
「ニーハオ、登竜門」

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第12回〔H10.6.27〕
「新鮮組曲〜幕末のフーガ〜」

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第13回〔H11.6.26〕
「神話時代」

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第14回〔H12.6.24〕
「月に吠ゆる」

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第15回〔H13.6.23〕
「語やびら島唄」

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第16回〔H14.6.22〕
「ひみこ風土記」

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第17回〔H15.6.21〕
「妖怪大脱走」

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第18回〔H16.6.23〕
「わたしはカメラだ」

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第19回〔H17.6.25〕
「荒野の四十人」

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第20回〔H18.6.24〕
「注文の多い電信柱の夜」

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第21回〔H19.6.23〕
「果てしなき時間よ…「モモ」から」

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第22回〔H20.6.21〕
「むこうの扉へ」

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第23回〔H21.6.20〕
「いにしえの夜は明けて」

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第24回〔H22.6.19〕
「商人貴族」

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第25回〔H23.6.18〕
「花嫁稼業」

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第26回〔H24.6.23〕
「愛のFaust Lesson」

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第27回〔H25.6.22〕
「彼らは、ヒューゲン」

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第28回〔H26.6.21〕
「世界は舞台、女も男も…」

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第29回〔H27.6.20〕
「ドン!ドン!どん底」

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第30回〔H28.6.18〕
「夢、生きよ」

第30回 演劇科卒業公演

カルデロン作『人生は夢』から 「夢、生きよ」

日時 平成28年6月18日(土) 開場 13:00 開演 13:30
場所 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)

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卒業公演を終えて

卒業公演を終えて

墨井沙奈さん

dsc_04002028129.jpg 卒業公演の稽古が本格化してきてからの約半年間は体力的にも精神的にもとてもつらかったです。今までずっとやってきた台本班も自分には向いていないんじゃないかと思ったり、演劇科をやめたいと思うこともありました。ですが、周りの人達の協力もあり、何とか当日を迎えることができ、本当によかったと思います。
 小屋入りしてからは悩んでいる暇もなく、問題点を1つ1つ消していくのに必死でした。アポロンホールではできたことが、ピッコロシアターの大ホールではできないことがたくさんあり大変でした。特に当日はたくさんのハプニングがありましたが、無事に終えることができて良かったです。今まで、何度も習い事や、演劇科の外部出演などで舞台に立っていたので、舞台慣れはしているはずだと思っていたのに、卒業公演は、とても緊張してプレッシャーに勝てず、過呼吸になってしまうこともありました。自分の弱さに気づかされたし、出られなかったシーンもたくさんあるので、達成感よりも、くやしさの方が大きいですが、意識がなくなりそうになりながらも、周りの先生達に助けていただき、最後の名乗りは自分で舞台に立ってすることができたので良かったです。
 終わってしまうとあっという間でしたが、稽古している時は、つらいことのほうが多かったです。特に侍女がメインになって踊るⅯ4は本当に嫌いで、終わった今でも嫌いですが、初めてこんなにも苦手なものに向き合ったし、ちゃんとやり遂げられたということが自信になりました。今は良い思い出として残らなくても、いつかはこの経験が良い方向に向いてくれれば良いなと思います。たくさんの人の協力があってこそ出来た卒業公演だと思うので、この経験が無駄にならないように残された演劇科生活を楽しめたら良いなと思います。

第30回 演劇科卒業公演 夢、生きよ

髙垣七瀬さん

dsc_0725.jpg 私たちの卒業公演が終わってしまいました。何を書こうか、ここにどの気持ちを残そうか。
 今、私の中で真っ先に出てくる気持ちを書こうと思います。
 もう、終わってしまったの?1年前に上演日が決まり、6月18日に私たち30回生にしか出来ない卒業公演を目指して、走り続けてきました。それがもう終わってしまったなんて、なんだか実感がわきません。ここまで、あっという間に過ぎた日々でした。
 私は、演出班チーフとして卒業公演をつくってきました。絶対に全員で本気で取り組んで、いい作品にするぞ!と意気込んでいましたが、全員がやる気になるには時間がかかりました。私は稽古が大好きだったし、卒公がすごく面白かったので、なんでやる気が出ないんだろうと悔しかったです。でも、全ての人が卒公に100%注ぐというのは簡単なことではなく、どうしたら全員で本気で取り組めるのかを考え続け、皆で何回も話したりしました。
 そして、自分に何ができているのか、無力な自分にとても腹が立ったし悔しかった。
けれど、絶対に全員で本気で作品をつくりたいという気持ちは変わらず、日々強くなっていくこの想いを皆に本気で話したりもしました。
 当日が近づくにつれ、39人揃わなかった稽古が全員で出来ていたり、それぞれがお互いに声をかけ合ったり、日に日に自分たちが確実に変わっていくのがわかり、毎日の稽古が更に楽しくなりました。
 同時に、作品をつくるのはとても難しかったです。でも、とても面白かったです。
毎日毎日新しい発見があったし、考えて創ってみるのは難しかったけど楽しくて、毎日めちゃくちゃおもろい、と感じていました。
 私の役は、ななせという役でした。役というよりも、殆ど自分自身といったほうが正解かもしれません。本当の自分に1番近い役をお客様にみてもらいました。自分自身であるからこそ、伝えられたこと、共感してもらえたことは多かったんじゃないかと思います。
劇の中の台詞で、「今なら、分かる。信じられる。世界を輝かせているのは、名もなき者たち。私、生ききってみせる。」という台詞がありました。私は、この台詞が大好きでした。
当日まで、自分の中で分かることや信じられることは毎回違って、本当の自分の気持ちと重ねて言うことが出来ました。これからも、この言葉のことはきっと忘れません。
 楽しかったり、悔しかったり、面白かったり、自分の中で初めてが沢山あったこの舞台。私は、演劇科が大好きだし、30回生が大好き。そして、演劇、舞台が大好きです。
 本当に沢山の方のおかげで、39人全員で立てたこの卒業公演を、忘れることはありません。いつか、恩返しが出来る人になって、またここに帰ってきたいです。

第29回 演劇科卒業公演

「ドン! ドン! どん底」

日時 平成27年6月20日(土) 開場 13:00 開演 13:30
場所 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)

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卒業公演を終えて

ドン!ドン!どん底

田邉瑠輝さん

IMG_6270.jpg 何を書こうか、何から書こうか、思っている事や感じたことはたくさんあるが、それを全部は書けないと思うので今自分が一番思っていることを書こうと思います。ついさっきまで、ピッコロシアター大ホールで自分たちの卒業公演をしていたなんて、なんだか実感がわきません。ゲネプロ、昼公演、夕方公演と3回あったのですがどの回も違う舞台のようでした。一回、一回、起こることやお客さんの反応が違うので新鮮な気持ちで出来て楽しかったです。6月20日、この日にしかできない29回生の卒業公演を目指して作ってきました。自分は演出班チーフとして卒業公演を作ってきました。最初はなかなか全員がやる気にはなれず、最後の最後まで先生方に怒られてしまいました。自分は演劇科に入って卒業公演というものは特別なもので絶対に良い作品にしたかったので、先生に怒られるたびに、なんでやる気のない人がおるねんと思っていました。ある日、先生方との話し合いで、「卒業公演に向けてやる気のある人立ってみて」という時に立ったのが全員ではなかったとき自分はとても悔しく、絶対に全員で卒業公演を本気でやりきると思いました。演出班なのでみんなの前に立つことが多かったので何回も本気で話をしたりしました。作品の中で「大丈夫、心配いらん!オレを信じろ!この劇、最後までやりきろう!」という台詞があります。ある稽古の時に講師の先生にこの台詞は自分の気持ちそのままで言えばいいと言っていただいて、みんなの顔を見ながら言うこの台詞が大好きでした。みんなに自分の気持ちが伝わっていたら良いなあと思っています。自分の人生で初めてをたくさん経験したこの舞台。楽しかったり、辛かったり、悔しいこともたくさん色々あったけど、やっぱり今自分が一番思うことは演劇が大好きで舞台が大好きで演劇科が大好きだなということです。こんな貴重な経験は一生忘れないと思うし、いつか恩返しができるようになりたいです。

ドン!ドン!どん底

峯山祐香さん

IMG_7156.jpg 夢にまでみた卒業公演。もう終わってしまった。自分の中に何が残っただろう?観に来てくださったお客さんの心に何が残っただろう?分からない。ただただ変な気持ちが渦巻いている。私は26回生の卒業公演を観て、高校生に憧れた。中学生という肩書きに頼って、したいようになんでもやってきた自分に嫌気がさしていた時、演劇科に出会えた。本気で仲間と卒業公演に取り組もうと決めていた。なのに、私は100%を卒業公演にかけられていなかったと悔やんでいる。本気だった。本気で考えて、稽古していた。しかし、途中で力を抜いてしまった。元々、何も習っていなくて周りとの力の差に悩んでいたが、それが次第に大きくなり、出来ない自分に腹が立った。苛立ちが段々演劇科に入学したことへの後悔に変わり、稽古に行くことが苦痛になった。何回か、拒絶反応で行けなかった。でも話し合いで皆に打ち明けて、きちんと本気でまた頑張ろうと決心した。それからは大変であったが楽しかった。人間とは一体何か……たくさんの人がぶつかったこの問題に取り組める喜び、この38人で上演できることへの感動がいつでも胸にあった。講師の先生方はじめ先輩方や後輩には本当に助けていただき、上演ギリギリまで励ましてもらった。支えて下さらなかったら、上演できていなかった。この宝塚北高校の演劇科は歴史があり、縦にも横にもつながりがあって、素晴らしい学校だということを改めて実感した。私も来年、かえってきて恩返しをしたい。次の代の卒業公演をする演劇科生に伝えたいのは、しんどい時つらい時はクラスの皆に打ち明ければいいということ。それに素晴らしい先輩方がたくさんいらっしゃるから相談すればいい。私も何回も先輩に助けていただいた。私自身は素晴らしい先輩ではないが、いつでも相談に乗るし、頼ってほしい。最後になるが、全然出来ない自分が卒業公演をできたのは、全て周りのおかげであり、本当に感謝している。そして、ここ演劇科に入学できたことを誇りに思う。これからは切り替えて、新しい道に進んで……行く。