須磨東
理科 実験教材の広場


2年「生物」 新規開発教材による実習授業公開
 
「大腸菌ラクトースオペロンの発現調節」
   2月13日(木)・14日(金)に実施


このたび、化学企業「JNC株式会社」と連携して、高等学校での生物実験教材の開発を行いました。
「JNC株式会社」の製品、シート培地「サニ太くん」をアレンジして作製したもので、
「遺伝子の発現調節」の単元で使える非常に簡便な教材です。

遺伝子発現の単元では、大腸菌や酵母を使った形質転換など、内容的にも、操作の手数としても、多くのことが
盛り込まれている実習が取り上げられていることが多く、教科書の内容に直結するシンプルな実験実習を望む声を
先生方からもよく聞きます。
本教材は、「大腸菌のラクトースオペロン」のオンとオフだけに焦点を当てたシンプルな実習を行うことができます。
また、その他の要素を盛り込んだ発展的な実験に使用することも可能です。
何より、先生方が事前に培地を作製したり、菌の復元を行ったりする手間がなく、また、事後の殺菌処理も簡単であること、
コンパクトな定温器があれば実施できることなど、一般的な高等学校の設備で難なく実施できる教材になっています。

教材の試作品ができて来て、この新規教材を使った生徒実習の授業
「大腸菌ラクトースオペロンの発現調節」を公開授業として行いました。

 ・2月13日(木)4限(11:40〜)・6限(14:15〜) (菌の希釈と培養まで)
 ・2月14日(金)2限(9:40〜)・4限(11:40〜) (コロニーの発色の確認と考察) 

取り組んだ生徒の感想はこちら をご覧ください。
教材の概要と詳しい報告については 理科 実験教材の広場で紹介しています。

生徒たちは、開発したての、まだ誰も使ったことのない教材で実習!ということで、
事前学習の段階からちょっとワクワクしながら、非常に熱心に、良く考え、安全にも気を配りながら取り組みました。
翌日の結果観察と考察では、どの班もはっきりと違いが分かる結果が出ていて、教科書やノート、事前学習プリントを
参考にしながら、班の中で実験結果についての考察を活発に発言して話し合うことができており、活気のある授業となりました。

公開授業として行い、校内から理科・養護教諭などあわせて10名、また、他校からも1名、参観いただくことができました。
また、放課後にも他校から何名かの先生方に教材のシートを見に来ていただくことができました。

英語科から、ALTのダニエル先生も全4回の授業全てを参観下さり、生徒にまじって実験にも参加されました。