兵庫県教育委員会では、平成7年4月に学識経験者による防災教育検討委員会を設置し、被災地域や学校の種類を考慮して15の学校を防災教育協力校に指定しました。協力校と教育委員会で構成した三つの部会が、この震災に関する詳細な記録の収集と検討を進めました。
こうして集められた記録を中心とし、さらに市町教育委員会、学校、その他多くの方々から各種の資料をいただいて本誌を作成しました。
(平成8年1月17日発行)
表紙
復刻版の発行に寄せて 巻頭カラー
発刊に寄せて はじめに もくじ
第1部 大震災の爪痕
日本が震撼した日
−震災体験は語る−生と死の狭間で
第2部 復興への道のり
震災発生時の緊急対応
大震災に学校はどう対応したのか−混乱と喧噪の中で−
授業再開に向けて
学校機能回復の経過
学校と避難住民との共生・共存
被災者を支えたボランティア活動
第3部 震災をのりこえて
まなびやに帰る日
再開後の学校運営
震災とストレス−求められる心のケア
第4部 提言
提言 兵庫の教育の復興に向けて
防災教育検討委員会を振り返って−委員の言葉
第5部 資料
地震の科学−[検証]兵庫県南部地震はどうして起こったのか?
資料集
県教育行政対策の概要
阪神・淡路大震災で亡くなった公立学校の教職員・児童生徒
裏表紙
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