紅 葉 07.11.13






南但馬自然学校の紅葉



 南但馬自然学校に紅葉の季節が訪れました。例年より半月ほど遅いシーズン到来です。赤や黄色、色とりどりの紅葉ですが「そもそもどうして紅葉するの?」以前から疑問に思っていましたので調べてみました。

 樹木は寒くなると水分を吸収できなくなるので、葉っぱから水分を逃がさないように、葉っぱと茎の付け根の部分をコルク状にして葉に送られる水分や養分の流れを制限します。すると、逆に葉っぱで作られた養分を幹に送ることができなくなり、葉っぱに蓄積した養分が酵素の働きによって赤や黄色の色素に変化する仕組みだそうです。

 毎年、何気なしに楽しんでいた紅葉ですが、これは樹木たちの自己防衛策なのですね。そんなことを思いめぐらせながら、南但馬自然学校をぐるりと一回り。身近な樹木の紅葉を拾い集めました。色づいた葉っぱから木の名前がわかりますか。答えは上の写真をクリックしてください。

文責 増田 克也

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