自然学校雪景色
 このところ、夜が明けると雪が積もっていることがしばしばあります。そんな朝には、上の写真にあるように、本校の芝生(しばふ)広場は雪原と化し、後ろに控(ひか)える朝来山も寒々とした様相になります。右に写る大屋根広場の瓦(かわら)は、白一色。まるで小さな雪山が現れたようです。それでは、雪の朝を迎(むか)えた校内の様子を、駆(か)け足で見てみましょう。
                                 *下に掲載(けいさい)した写真は、クリックすると拡大します。
 
 
大屋根広場の下へ回り込(こ)み、芝生広場を臨めば、山の稜線(りょうせん)からひょこりと顔を出した太陽が、辺りを白々と照らし、雪原のスクリーンに木々の影(かげ)を映し出していました。

 
 
  
軒先(のきさき)を見上げると、時折舞(ま)う粉雪が逆光線を反射して、さながらダイヤモンドダストのようです

他の季節には、倉庫の奥(おく)で眠(ねむ)っている除雪機も、今朝は大活躍(だいかつやく)。

待ってました!とばかりに、軽やかなエンジン音を響(ひびか)かせ、雪の花を咲(さ)かせた桜並木のアーチを進んで行きます。
その先にある自然観察館は、軒(のき)からつららをぶら下げていました。

軒下から空を背景に、パシャ!とシャッターを押(お)せば、青空色をしたつららの出来上がり!
 
 
 
 
冬枯(ふゆが)れの枝に美しく咲いた雪の花は、午前10時近くになると、一気に落ち始めます。

不覚にも、撮影(さつえい)中に直撃(ちょくげき)を受けてしまいました。
 
 
本校から臨む竹田城跡
  
シャッターチャンスを待つカメラマンでしょうか。城跡には、雪の日もいくらかの人影があります。

雪化粧(ゆきげしょう)をした石垣(いしがき)は、いつもより静かな佇(たたず)まいを見せていました。
文責 増田 克也


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