季節は真冬へ
12月10日、雪は未明から降り始め、夜が明けると山も田んぼも白一色となり、昨日までの景色はどこへやら、一夜のうちに雪国へワープしたかのようで、キツネにでもつままれた思いです。午前9時の時点で、本校の積雪は約15センチ。気温は0度。初雪としては面食らうほどの雪に意表を突(つ)かれました。その後も雪は断続的に降り続き、一時は外へ出るのもためらう降雪に息苦しさを覚えたほどです。
翌日、11日の朝は、昨日の天気がうそのように晴れ渡(わた)り、青空の背景に雪と氷が織りなす、幻想的(げんそうてき)な光景が広がりました。刻一刻と勢いを増す朝日が、木々の霧氷(むひょう)を落とさないうちに、校内を奔走(ほんそう)してシャッターを押(お)したのが下の写真です。突然(とつぜん)の雪で、一足飛びに真冬となった南但馬自然学校をどうぞご覧ください。
文責 増田 克也