今週の“自然のページ”も先週に引き続いて、朴葉(ほおば)を使った手軽な料理を紹介(しょうかい)します。今回は、単純明快!朴葉でおにぎりを包む、“朴葉おにぎり”です。
朝のうちにコンビニなどで買ったおにぎりを包装を外し、朴葉で包むだけでランチタイムのころには、朴葉がほのかに香る野趣(やしゅ)あふれた、おにぎりに変身しています。
しかし、これでは料理とは言いにくいので、おにぎりは自分で作ることをおすすめします。朴葉は、味噌(みそ)と大変相性がよく、飛騨(ひだ)地方の有名な郷土料理「朴葉焼き」にも使われています。そこで味噌を入れた合わせ調味料をおにぎりに塗(ぬ)って朴葉で包んでみました。
この“朴葉おにぎり”をリュックに忍(しの)ばせ、ハイキングなどに出かけた際におもむろに取り出し、大きな口でパクつけば、さぞかし周りの視線を集めることでしょう。その上、朴葉の香りを楽しめ、防腐効果(ぼうふこうか)も期待できるとなればよいことずくめです。
季節もよし、さあ、みなさんも“朴葉おにぎり”を携(たずさ)えて新緑の野山へ出かけませんか。
文責 増田 克也
“朴葉おにぎり”の作り方 |
まず、おにぎりに塗る、合わせ調味料を作りましょう。
上の分量を参考に、調味料を加減してお好みの味にしてください。 |
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次に、合わせ調味料をおにぎりの両面に塗りましょう。
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おにぎりの両面を、軽く焦げ目がつく程度にフライパンや網で焼きましょう。
また、ごま油をうすく引いて焼くと風味が増します。 |
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後は、熱いうちに朴葉で包むと出来上がり! |
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さあ、“朴葉おにぎり”を携えて、野山へ出発だ! |
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