校長 福島 美和

ご挨拶

 本校は県立の通信制課程の独立校として県下で唯一の高校です。今年は創立50年を迎える年にあたり、通信制高校の新しい形を目指し躍進中です。「生きがいのある生涯のために、学ぶ力と生きる力をはぐくむ」を教育目標として、「生徒理解」「心の教育」「開かれた学校づくり」をキーワードに日々の教育活動に取り組んでいます。

 社会は常に変化し続けています。青雲高校はその変化に対応すべく「学びへの再チャレンジ」や「特別な支援を必要とする生徒への対応」さらに「いつでもどこでも学べる」通信教育システムの研究など、より生徒や社会のニーズに応えるため全職員が一丸となり努力しています。

 本校の生徒は、生涯学び続ける意欲や態度を養い、生涯学習の基礎を培い、一人一人が目標を持って自己実現にチャレンジしています。生徒の中にはスクーリングの後の限られた時間を活用して、生徒会活動や部活動に取り組んでいる人もいます。最近では、全国定時制通信制高校総合体育大会において、卓球部が優秀な成績を納め、その他にもバスケットボール部・写真部・囲碁将棋同好会なども活発に活動しています。毎年11月には「せいうん長商ふれあい祭」の愛称で親しまれている文化祭を、すぐ隣の県立長田商業高等学校と共催で行い、地域の方々に親しまれている恒例のイベントになっています。

 「あせらず、甘えず、あきらめず」入学式で私が新入生に呼びかけたことばです。さらに「明るく」ということばを付け加えて、これからも地域に愛される学校づくりに、全ての職員が力を合わせて取り組んでいきます。これからも青雲高等学校へのご支援とご理解、ご協力をお願いします。