これから?

兵庫県立青雲高等学校校長 高橋 一男

 学習計画では、7月の7回目・8回目のスクーリングが終れば、しばらくはスクーリングも夏季休業に入る。

 9月に入ると、前期テストが始まります。これから、テストまで、どう学習するか。大切な時期ではないでしょうか。
 さて、4月からスクーリングが開始され、生徒の皆さんは「やる気」になって、登校されてきたことと思います。4月当初のスクーリングは、教室から「はみ出る」位出席を見ますが、回を重ねる毎に出席者は少なくなってきています。厳しいことを言うようですが、ここでの「欠席」や「やる気のなさ」で『第一の差』が出ます。何事にも、やる気・意欲が大切であるということです。『第二の差』は学習者が持っている知識によって差が出ることでしょう。スクーリング以外にも学べる機会は多くあることを知っていますか。知っている知識の応用とでも言えると思います。今さら言うに及ばないが、通信制の学習形態は、「自学自習」であることを、今一度思い出してほしい。生徒の皆さんは、本当に自学自習を実践してきただろうか。前期テスト失敗しても、後期テストでがんばって、挽回すれば良いと考えている人がいたら、その人達に伝えたい。

 これからでも遅くない。「今がんばらずして、いつがんばるのか」と‐‐‐‐。
 通信制高校は、卒業まではしんどい道のりかもしれないが、自らのがんばりで道は開ける。
 これからも強い意志を持って、夢実現までがんばってほしい。