悔いの残らない一年にしよう

兵庫県立青雲高等学校校長 高橋 一男

 1月も過ぎ、2月に入りました。
 学校も年度末を迎え、何かとあわただしい日々を送っています。
 2月に入りますと、後期テスト、後期始業式、卒業式等多くの行事が予定されています。
 生徒の皆さんは、後期終業式でこの一年の区切りをつけますが、昨年4月に立てた、この一年間の計画はどの程度達成されましたか。
 通信制高校は74単位取得すると卒業ということになりますが、一年一年ダラダラと無計画の中で、学校生活を送っていませんか。
 人には、各々事情はあるかと思いますが、自分で計画を立てたならば、一つ一つ実行に移し、有意義な時間を過ごしてほしいと願っています。「いつか出来る」では、いつまでたっても何も出来ません。いつも申し上げることですが、「今しか」出来ないこともあります。一度立てた計画には、自分で挑戦するという気持ちをもって、一歩一歩前進し、悔いのない一年にしてほしい。
 一年が終わる時に、今年の計画は、失敗だったなと思わない様に、すべての計画がうまくいけます様に、挑戦して下さい。
 皆さんの頑張りに大いに期待しています。(2005.2)