村上春樹【ご存じノーベル賞候補作家。】
「ラオスにいったい何があるというんですか?」(文藝春秋社)
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文春文庫)
「職業としての小説家」(スイッチパブリッシング)
ノーベル文学賞の有力候補だと取りざたされて数年がたった。大作「1
Q84」(新潮文庫)を完成させた後中編小説として発表したのが「色彩
を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。文庫になりました。旅の記
録を集めた紀行文集「ラオスに何があるというんですか?」。
「MONKEY」大好評連載の《村上春樹私的講演録》を本にした 「職業と
しての小説家」。それぞれ、村上ファンなら見逃せませんね。小説「色
彩を持たない…」は話題を振りまいた長編の後の作品で、アイデアは以
前の村上春樹テイストで、読みやすい。村上春樹ってどんなのという人
には、お薦めの最新作。(館長)