家庭で簡単に豆腐を作ろう!
兵庫県立豊岡高等学校
一年総合科学コース
●どんな実験なの?
 好きな人は結構好き、嫌いな人はかなり嫌い。好き嫌いのはっきり分かれる豆乳。この豆乳(大豆タンパク質)は金属イオンに出会うと沈殿する性質があります。この性質を利用して豆腐作りにチャレンジしてみよう !
 
●準備する物は?
 1.鍋(小さいものでよい) 2.市販の豆乳(150 ml) 3.硫酸マグネシウム(1 g)
 
●作り方は?
   豆腐づくり実演のムービー 
    (14.5MB,3:48)
1.容器に硫酸マグネシウムを入れ、少々の水で溶かしておく。
2.鍋に豆乳を加え、かき混ぜながら弱火(75℃くらい)で加熱する。(湯煎鍋か電磁調理器を用いるとよい)
3.豆乳が温まってきたら火を止め、1.の容器に高い位置から一気に流し入れる。
4.しばらく冷やす。
5.固まったら出来上がり!
 
●ちょとアドバイス・・・
 豆乳を加熱する時は弱火で行い、沸騰させたり、鍋を焦がさないように注意しょう。
豆乳を加熱しすぎると湯葉が出来るぞ! 豆乳を入れる時には、ちゅうちょせずに一気に流し入れよう。
 
●参考
 本来の豆腐は、にがり(塩化マグネシウム)を用いて製造しています。
ただ、にがりを用いると沈殿反応が早すぎてきれいに固まりません。今回は簡単に全体が固まりやすい硫酸マグネシウムを使用しています。