人工雪の結晶を作ろう
兵庫県立姫路飾西高等学校
自然科学部
●どんな実験なの?
 冬の寒い日、空から降ってくる白い雪。どんな形をしているのでしょうか?手にとるとすぐとけてしまう雪ですが、自分の手で雪を作って観察してみましょう。
 身近にあるもので簡単に作れる装置を北海道 旭川西高等学校の平松和彦先生が考えてくれました。その名前は平松式ペットボトル人工雪発生装置といいます。
 
   雪のできる仕組み解説のムービー 
    (4.7MB,1:14)
 
●実験のしかたとコツ
 用意するもの:ペットボトル(1.5Lで透明で凹凸の少ないもの)
        発泡スチロールの、釣り糸(細いもの)、ゴム栓
        おもり用の消しゴム、ドライアイス(ケーキ屋さんなどでもらう)
1.発泡スチロールの箱のふたにぺットボトルがちょうど入るぐらいの穴をあける。
 
2.おもりをつけた釣り糸をボトルの中に入れ、息を吹き込みゴム栓でふたをする。
 
3.ボトルを箱の中に入れ、箱とボトルの間にドライアイスを入れて箱のふたをする。
 
4.ペットボトルの中を上から静かにながめていると釣り糸に霜がついてきて、やがて雪の結ができてきます。
   どんな形をしているか 観察してみよう
 
 ・ドライアイスはマイナス80℃ぐらいの白い固まりですが、よく観察してみよう。
 
●気をつけよう!
 ・ドライアイスを素手でさわると凍傷になります。さわるときは作業用手袋をはいて下さい。
 
●もっとくわしく知るために
 この装置は旭川西高等学校の平松和彦先生が考案されたものです。次のホームベージで詳しく紹介されています。
  http://www.users.eolas-net.ne.jp/saebou/kazupage/pet.htm