浮沈子を操ってみよう!
兵庫県立姫路飾西高等学校
2 年理数コース
●どんな実験なの?
 水などの液体のことを流体(りゅうたい)といいます。" 浮沈子 " はこのような流体の中で浮力という力を受け、浮いたり沈んだりするおもちゃです。では、なぜ浮沈子は浮いたり沈んだりするのでしょうか。浮沈子にはたらく浮力を、自由に操ることができるからです。ではその浮力をどうやって自由に変えるのでしょうか?実はそれには水の圧力が大きく関係しています。水と浮沈子をよく見ながら、いったいどんなことが起こっているのか想像しながら浮沈子を自由に操ってみてください。これは、簡単な手品としてよく使われている有名な実験なんですよ。
   浮き沈みするしくみ説明のムービー 
    (3.8MB,0:59)
 
●実験のしかたとコツ
 操作はかんたん!ペットボトルを持つ手に少し力を入れて、いろんな力で握ってみてください。
●もっとくわしく知るために
 浮沈子が浮くか沈むかを決める浮力の大きさは、浮沈子の中の空気の量によって決まります。浮力は空気の部分が押しのけた水の重さとほぼ同じになります。強く握ると浮沈子の中に水が入るので、空気の部分が減り、浮力が小さくなるので浮沈子が沈むというわけです。
 
※ 本実験は Onsenキッズホームページを参考に製作しました。
  http://g3400.nep.chubu.ac.jp/onsenkids/kids.html