やなぎの植物・動物と色素の分離実験
柳学園中学・高等学校
生物研究会
●どんな展示なの?
 私たち生物研究会部は学校付近の自然に注目し,その中で見つかった希少種や珍しい生物の保護を心がけています.そのためには観察・調査・実験をしてその成果を論文にして発表してきました。
   植物・動物紹介1のムービー 
    (6.7MB,1:45)
 
●主な展示
 サイコクイカリソウ
 学校の敷地内で見つかった絶滅危惧種のメギ科の植物です。淡路島ではここだけが唯一の群落です。春に白い小さな花が咲きます。
 
   植物紹介2のムービー 
    (1.3MB,0:19)
 
 
 ウラシマソウ
この植物も群落としては非常に珍しいものです。実になるところを包んでいる仏炎包という部分が浦島太郎が釣り糸をたらしているように見えるところから,この名前があります。
 
 
 
 カスミサンショウウオ
 山を散策しているときに見つけました。小さくてかわいいサンショウウオです。希少種であり、その環境の自然度がわかります。
 
 
 メダカ
 メダカも最近ではずいぶん数が減ってしまいました。生物研究会では、このような身近な 生き物も観察・保護しています。
 
 
 
●実験のしかたとコツ
〜薄層クロマトグラフィーによる植物色素の分離〜
1.ガラス毛細管で色素抽出液を薄層の原点につける。
 
2.展開液に入れる。
 
3.薄層を取り出し色素に鉛筆で印をつける。
 
4.Rf 値を計算する。
 
5.色素を同定する。
 
 色素とは・・・
 植物が光を使って栄養を作るときに必要な物質です。植物の種類によって含まれている色素の量や種類が少しずつ 違っていて、各色素の働きも微妙に違います。例えぼ赤い光が好きな色素を多く含んでいる植物に赤い光を当てて育てると、よく成長します。