阪神支部 - 兵庫県高等学校教育研究会科学部会

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平成23年度 阪神支部活動報告

阪神支部総会ならびに研修会

日時  平成23年10月20日(木)
        13:30~16:30

場所  関西電力(株)電力技術研究所
     尼崎市若王子3丁目11番20号

参加者  12名

日程  
    13:00 受付
    13:30 総会
    13:45 研究発表
    14:40 施設紹介・概要説明
    15:20 施設見学
    16:30 解散

 内容

1.阪神支部総会
(1)兵庫県理化学会阪神支部長挨拶
       兵庫県立西宮今津高等学校   校長  足高 博司  
(2)平成22年度阪神支部活動報告並びに決算報告について
(3)平成23年度阪神支部活動計画並びに予算案について
(4)その他
 ・平成23年度研究発表会について
 ・平成24年度全国理科教育大会・北海道大会について

2.研究発表
 「結晶・金属樹成長の微速度撮影」
      仁川学院高等学校   教諭 米沢 剛至 

  「尼崎の青い海を取り戻す挑戦」
      兵庫県立尼崎小田高等学校  教諭 秋山 衛

3.研究所紹介・施設見学
(1)挨拶・研究所紹介
    関西電力(株)電力技術研究所
    プロジェクト研究室(研究総括)  副主任研究員 須崎 志郎 氏
(2) 電力系統の運用の概要説明
    関西電力(株)電力技術研究所
    電力基盤技術研究室(系統)  主幹   胡内 克彦 氏
(3)施設見学
  ・ 光伝送路評価装置
  ・  系統解析試験装置 (RTDSによるデモンストレーション)
  ・  二次電池実験装置
  ・  洪水吐水理模型実験
  ・  CO分離・回収実験装置    等

研修会は、尼崎市若王子にある関西電力(株)電力技術研究所を見学させていただきました。
ここは、電力安定供給のための技術、温暖化防止・環境保全のための技術、将来を拓く先端技術の研究開発に取り組んでいる研究所です。
はじめに、電力基盤技術研究室主幹の胡内克彦氏から電力需給運用の仕組みや電力需要対策、さらに50Hz、60Hzの変換などについて詳しく説明をしていただき、その後、研究室内の各施設を見学させていただきました。
施設見学では、光伝送路評価装置、系統解析試験装置、二次電池実験装置などの見学をさせていただきました。洪水吐水理模型実験装置では、ダムからの放流時に放流水のエネルギーを分散させる仕組みについて実演を交えて説明していただきました。
須崎 志郎 氏、胡内 克彦 氏、各研究部門の責任者の方々による非常に分かりやすい丁寧な説明をしていただいただけでなく、予定時間が終わっているにもかかわらず、長時間の質疑応答の時間を取っていただき、参加者一同大いに満足し、大変有意義な研修会となりました。