たたら製鉄研究班の現地調査

平成28年12月7日 水曜日

 たたら製鉄研究班の今年度2回目の現地調査を、12月7日におこなった。
 室長のほか、たたら製鉄研究班メンバーの3氏、研究コーディネーター坂江の、合わせて5名が参加した。
 現地案内役は、班メンバーで宍粟市教育委員会の田路正幸氏にお願いした。
 訪問先は、来年度の本格的な資料調査に備え、宇野正氏収集資料群を所蔵する宍粟市立歴史資料館。
 それに先立ち、同日午前中には、千種町河呂の平瀬神社、千種町岩野辺の荒尾鉄山跡の巡見もおこなった。
 宍粟市歴史資料館では、宇野正氏による作成収集の「調査研究ノート」「写真アルバ」「資料コピー」等を実見するとともに、「千草屋手控帳」資料コピーの写真撮影をおこなった。
 これにより、宍粟郡の鉄山をめぐる既存研究成果の基本的な史料は、宇野氏が収集したもので全部出揃っているという感を得た。
 鉄山周辺寺院の「過去帳」や墓標名調査による鉄山名の割り出し作業には感服させられるものがあった。
 今後の調査研究の方向性としては、@平瀬家文書、A大坂泉家文書、B生野代官所に関連する史料の調査が重要との意見がだされた。



▲荒尾鉄山跡(宍粟市千種町岩野辺)


▲宇野正氏収集資料の調査