たたら・製鉄研究班 現地調査

平成27年12月15日
研究コーディネーター・坂江渉

(1)期間
  平成27年12月5日 土曜日

(2)調査概要
 たたら製鉄研究班が、中世〜近世の西播磨の製鉄の歴史を深める目的で、宍粟市内の千種町・波賀町・一宮町の製鉄関連遺跡、資料館の現地調査をおこなった。
共同研究員の田路正幸氏(宍粟市教育委員会)の案内のもと、
・鉄の輸送路であった「塩地峠」の北側登り口付近(千種町下河野)、
・「たたらの里学習館」と「天児屋鉄山跡」(千種町天児屋)、
・「金屋児の神の降臨伝承地」(千種町岩野辺)、
・中世製鉄炉と推定される遺構の見つかった
 「小野段林遺跡」(波賀町小野)、
・平安時代後期の大規模製鉄遺構の発見された
 「安積山遺跡」(一宮町安積)、
などを巡見した。

 たたらの里学習館では、上山明氏による案内もいただき、旧宍粟郡内のたたら製鉄の実態解明につながる手かがりを得ることが出来た。
今後、広範囲にひろがる波賀町内北部の製鉄遺構、さらには佐用町内の関連遺跡の調査をすすめることが確認された。

(文責・坂江渉)



▲天児屋鉄山跡の周辺を現地調査



▲安積山遺跡近くでの現地調査