平成28年度ひょうご歴史研究室 研究成果発表フォーラム

□「赤松氏研究の新展開 -発祥の地、赤松から考える-」が開かれました
 ひょうご歴史研究室が、平成28年度に集中的に取り組んできた「赤松氏と山城」研究の成果を、県民向けに分かりやすく発表するフォーラムが、平成29年3月4日(土)、館内ホールで開かれました。
 藪田貫ひょうご歴史研究室長の挨拶の後、まず次の3人の研究者が、約30分間の成果発表講演をおこないました。

 ・島田拓(ひょうご歴史研究室共同研究員/上郡町教育委員会)
  「赤松館跡試掘調査の成果と課題」
 ・山上雅弘(ひょうご歴史研究室研究員/兵庫県立考古博物館)
  「城郭史からみた白旗城」
 ・大村拓生(ひょうご歴史研究室歴史研究推進員)
  「文献史からみた赤松地区」

 休憩の後、小林基伸(ひょうご歴史研究室客員研究員/大手前大学)と、坂江渉(ひょうご歴史研究室研究コーディネーター)を司会として、会場から寄せられた質問をもとに講演者3名がフォーラムをおこないました。討議では、上郡町で試掘調査された「赤松居館跡」の遺物・遺構をめぐる状況、白旗城の歴史的特質、赤松氏の出自や系譜などをめぐり、活発に議論が交わされたました。
 聴講された方からは、「昨年度の風土記の成果発表会も面白ろかったが、今日の赤松氏の研究も良く、広域的に西播磨を捉えることに期待している」「非常にレベルの高い研究成果を分かり易く話してもらい、素人にもよく理解できた」「魅力的なテーマを、考古学・文献史学の両面から分析している点が良かった」などの意見が寄せられました。
 今回のフォーラムについては、県内外の258名の方々から聴講応募がありました。誠にありがとうございました。厳正な抽選をおこない、当日は110名の方が聴講されました。
(文責・坂江渉)