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2020年度の展覧会・展示をご案内いたします。
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■ 女たちのひょうご
  ― 千姫から緒方八重まで ―

    会期:令和2年10月3日(土)~11月23日(月・祝)


千姫姿絵 江戸時代 弘経寺(茨城県常総市)蔵 常総市指定文化財

※後期展示(11月3日~11月23日)、前期は複製を展示

展覧会概要
 江戸時代の女性たちは何を考え、どのように生きたのでしょうか。一般的には、当時の女子教訓書『女大学』などで理想とされた、従順で貞淑な女性像で語られることも多いかもしれません。しかし、その一方で、よりよい暮らしを求めて自ら考え、行動した女性たちの存在もまた各地に伝えられています。
 本展では、千姫や田ステ女、大石りく、緒方八重などの著名な人物から商家や庄屋の女性など無名の人物まで、“ひょうご”ゆかりの女たちを多数取り上げながら、江戸時代の女性の多様な人生について考えます。

開催情報
会  期:令和2年(2020)10月3日(土)~11月23日(月・祝)
     開館45日間
       ※前期:10月3日(土)~11月1日(日)
        後期:11月3日(火・祝)~11月23日(月・祝)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日:月曜日
     ※ただし、11月23日(月・祝)は開館
       11月24日(火)は休館
会  場:兵庫県立歴史博物館 ギャラリー
     〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
電  話:079-288-9011  FAX:079-288-9013
主  催:兵庫県立歴史博物館、神戸新聞社
後  援:兵庫県、兵庫県教育委員会、姫路市、姫路市教育委員会、NHK神戸放送局、
     サンテレビジョン、ラジオ関西、女性史総合研究会、総合女性史学会
協  力:山陽電気鉄道株式会社、神姫バス株式会社
特別協力:大阪城天守閣
観覧料金:
大人1,000円
大学生700円
70歳以上500円
障がい者一般250円
大学生150円
高校生以下無料
  ・新型コロナウイルス感染症対策のため、事前予約ができる
   オンラインチケットを販売します。
  ・展覧会場の混雑を緩和するため、入場制限を行うことがあります。



展覧会の構成

Ⅰ 女性へのまなざし

 双六、女性向けの教訓書、錦絵、染織品・工芸品などから、当時の女性にどのようなまなざしが注がれ、何が求められていたのかを考えます。
 1 「おんな」という性 / 2 女性と「美」
梨地菊唐草紋蒔絵鏡台(なしじきくからくさもんまきえきょうだい) 江戸時代後期
赤穂市立美術工芸館 田淵記念館蔵


江戸時代後期に婚礼道具として、赤穂の塩問屋・田淵家に持参されたものとみられます。
秋草(あきくさ)に燕文様蒔絵櫛(つばめもんようまきえぐし)・笄(こうがい) 江戸時代末期~明治
兵庫県立歴史博物館蔵


但馬の旧家に伝わる髪飾りで、小さいものでありながら丁寧に作り込まれ、当時の女性の美意識をかんじさせます。

Ⅱ 翻弄される女たち

 時代に翻弄された女たちの生きざまをそれぞれの遺品から紹介します。
1 縁と縁のはざまで ~千姫~ / 2 夫を見送って ~大石りく~

千姫姿絵(せんひめすがたえ) 江戸時代 弘経寺(茨城県常総市)蔵 常総市指定文化財
※後期展示(11月3日~11月23日)、前期は複製を展示


脇息にもたれ立て膝で座す千姫を描いたものとされます。
日常の中の穏やかなひとときを感じさせます。

Ⅲ 表現する女たち

 絵画、刺繍、俳諧などの文芸活動から、女性たちが自らを表現した方法やそのきっかけなどを紹介し、当時の女性の生きざまを考えます。
1 女が描く女 ~清原雪信~ / 2 俳諧から仏の道へ ~田ステ女~
3 つどう女たち ~貞閑尼と不徹庵~ / 4 祈る女たち
男神立像(だんしんりゅうぞう) 江戸時代 不徹寺(姫路市)蔵

手のひらに収まるほどの大きさの神像で、大名家の女性などが肌身離さず所持し、身の守りとしたいわゆる「念持仏」とされます。
刺繍涅槃図(ししゅうねはんず) 元禄6年(1693)
龍門寺(姫路市)蔵


※前期展示(10月3日~11月1日)
肥前国平戸藩主の正室である松林院が刺繍したものです。多彩な色糸や金糸を使って繊細かつ豪華に仕上げられたこの刺繍からは、信仰の深さが伝わります。
絹本着色田捨女画像(けんぽんちゃくしょくでんすてじょがぞう) 個人蔵
丹波市立柏原歴史民俗資料館・田ステ女記念館寄託


※後期展示(11月3日~11月23日)
6歳で俳諧を詠んだとされる田ステ女が描かれています。「雪の朝 二の字 二の字の 下駄の跡」

誰(た)が袖図屏風(そでずびょうぶ) 江戸時代
たつの市立龍野歴史文化資料館蔵


※前期・後期で入れ替えあり
京極家の女性の所用品と伝わる屏風です。

Ⅳ 「家」と生きる女たち

 「家」に属し、その存続と継承を第一とする女性たちが、日常生活のなかでどのようなことを考え、何に価値を見出して生きていたかを女性が使っていた道具や手紙から考えます。
1 「家」と「家」をつなぐ / 2 女と文字 / 3 家に眠る女たちの記憶
浅葱地松樹文様打掛(あさぎじしょうじゅもんよううちかけ)
赤穂市立美術工芸館 田淵記念館蔵


※前期展示(10月3日~11月1日)
赤穂の塩問屋・田淵家に伝わる婚礼衣装です。
緒方八重肖像画(おがたやえしょうぞうが) 明治34年(1901)
  大阪大学適塾記念センター蔵


※前期展示(10月3日~11月1日)
緒方洪庵の妻・八重の肖像画です。

関連行事

特別展講演会 史料と文学作品からみた千姫像
講師   甲斐 史子 氏(姫路文学館学芸課課長)
日時   10月25日(日) 14:00~15:30
会場   当館 地階ホール
参加費  無料
定員   先着50名(※当日受付)

れきはくアカデミー 仏教と女性 ―あの世とこの世―
講師   藁科 宥美(当館 学芸員)
日時   10月10日(土) 14:00~15:30
会場   当館 地階ホール
参加費  無料
定員   先着50名(※当日受付)

歴史講演会 自若として驚かず~巨大商社鈴木商店の女主人 鈴木よねの生涯~
講師   村上 早百合 氏(神戸新聞社姫路本社代表) ※兵庫県立歴史博物館友の会と共催
日時   11月22日(日) 14:00~15:30
会場   当館 地階ホール
参加費  300円(友の会会員は無料)
定員   先着50名(※当日受付)

連続歴史講座 古文書に親しむ(江戸時代の女性の手紙)
講師   大黒 恵理(当館 学芸員)
日時   10月24日(土)、11月7日(土)、11月14日(土) 各回14:00~15:30
会場   当館 体験ルーム
参加費  無料
定員   先着20名(※事前申込制)  申し込み期間  9月23日(水)~10月7日(水)

県立美術館・博物館魅力発見事業
館長トーク 女性史研究ってなぁに?―江戸の女たちの魅力を語る―
展覧会の内容に関連するゲストを招いて当館館長とトークを行います。
出演   柴 桂子 氏(桂文庫主宰、近世女性史研究家)
沢山 美果子 氏(岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員)
ベティーナ・グラムリヒ=オカ氏(上智大学国際教養学部教授)
藪田 貫(当館 館長)
日時   10月31日(土) 13:30~15:30
会場   兵庫県立歴史博物館 地階ホール
参加費  無料
定員   先着50名(※当日受付)

アクセス

JR姫路駅・山陽電車山陽姫路駅から
・神姫バス「姫路医療センター経由」系統で約8分
『姫山公園北・博物館前』下車

※自動車をご利用の場合、
周辺の有料駐車場をご利用ください。
新型コロナウイルス感染症各防止対策

 ご来館のみなさまには、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクの着用や入館時の検温、連絡先の提供、兵庫県新型コロナ追跡システムの利用登録などにご協力をお願いします。
 また、当館では館内の清掃、消毒の強化や、受付への飛沫防止シートの設置などの対策を行っています。詳しくはこちらをご覧ください(PDF)