天浮橋 ほか

街道 : 淡路往還

: 淡路

ジャンル : その他

所在地 : 南あわじ市榎並ほか

地図

 国生みの神話のなかで、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が「天の浮橋」に立って日本国を造る際、はじめに造ったのが「オノゴロ島」であると言われている。「オノゴロ島」の候補地は島内各地にあって、自凝島神社を中心とした場所もそのひとつであり、江戸時代それに因んで天浮橋や葦原国が作られた。『淡路名所図会』や『淡路国名所図絵』にも採りあげられており、当時有名であったと思われる。現在は圃場整備された場所に残っているが、田んぼの中にぽつんと存在ししている様子は江戸時代と変わらない。これらの名所から約300〜500m東の近くに自凝島神社(おのころじまじんじゃ)がある。国生み伝説をめぐる観光地として旅人を集めていたのであろう。
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葦原国
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