波々伯部神社
波々伯部神社は素戔嗚命(すさのおのみこと)を祭神とする神社で、荘園の鎮守神であった。波々伯部保の故地にあたり、1098(承徳2)年に13人の田堵(たと・耕作に従う小土地所有者)が所領を祇園社に寄進して成立した。寺伝では、貞観年間(859〜877)に創建され、958(天徳2)年に京都祇園社から素戔嗚尊を勧請したといい、近世末まで祇園社と呼ばれた。8月の祭日に演じられる操り人形(デッコノボウ)は民俗芸能上、
貴重な資料と言われている。
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