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2016年度

スタッフ紹介  れきはく 学芸員の部屋

主査・学芸員
相田愛子(あいだあいこ)
専門分野 日本美術史(仏教絵画)
学位 教育学学士 文学博士
所属学会 美術史学会
東海印度学仏教学学会
密教図像学会
   
   

学芸員紹介

戦後生まれのわたしは、西洋画の概念で図画工作や美術を教えられたため、日本の古美術と自分との距離を強く感じることがあります。逆に、日本の古美術をながめていると、強く心理的共感を感じることがあります。
とくに小さな画面を、金銀や染料、顔料で飾りたてた装飾経は、宝石やおもちゃ箱のようで、どれだけながめても飽きません。そんな時、わたしと同じようにながめた昔の女性のことを、ふと、考えます。
女性と美術との関わりについて、いつか正面からとりくんだ研究をしたいと思っています。

本年度の活動計画

展覧会
・ひょうご歴史ステーション「歴史ステーションセミナー 福富草紙」ほか 平成28年度末更新予定
講座・講演など

これまでの活動・研究

展覧会
・「木のほとけ絹のほとけ 仏像・仏画の再発見」 平成15年9月
・「聖徳太子と国宝法隆寺展」 平成17年10月
・「ふるさとの神々―祝祭の空間と美の伝統―」 平成20年10月18日(土)〜12月7日(日)
・特別企画展「ミニチュアの世界―小林礫斎<れきさい>と手のひらの宇宙―」 平成22年1月30日(土)〜3月28日(日)
・ひょうご歴史ステーション「デジタル展覧会『天上のまやちゃん』」 平成26年度末更新/dd>
・ひょうご歴史ステーション「デジタル展覧会『中世絵話集め』」 平成27年度末更新/dd>
講座・講演など
・れきはくアカデミー「孔雀明王について」 平成23年3月6日(日) 14:00から 兵庫県立歴史博物館ホールにて
・れきはくアカデミー「『法華経』を書くこと、描くこと」 平成24年1月29日(日) 14:00から 兵庫県立歴史博物館地階ホールにて
・れきはくアカデミー「御法の花のみほとけ―平清盛へのプロローグ―」 平成24年5月13日(日) 14:00から 兵庫県立歴史博物館地階ホールにて
・れきはくアカデミー「宍粟(しそう)市の中世絵画」 平成25年12月8日(日) 14:00から 兵庫県立歴史博物館地階ホールにて
・れきはくアカデミー「兵庫県の羅漢図と高僧像」 平成26年5月11日(日) 14:00から 兵庫県立歴史博物館地階ホールにて
館外での活動
・「敦煌の孔雀明王について」 平成22年7月23日(金) 敦煌研究院(吐蕃時期敦煌石窟芸術国際研討会)
・「待賢門院・璋子と孔雀経法―『きらきらしきもの』のパトス―」 平成22年12月17日(金) セインズベリー芸術研究所(シンポジウム『視覚文化における信仰、儀礼、物語の文脈』)
・「平安時代の法華経絵における叙述と画面形式」、2011年9月5日(月)、金沢大学角間キャンパス人間社会第1講義棟204教室(「法華経絵の勉強会 in北陸」)
・「呉越国の仏塔に納められた法華経と日本」、2011年9月29日(木)、浙江省博物館「“呉越勝覧―唐宋之間的東南樂國”學術研討會」)
・「大随求曼荼羅試論―隠された中世東西交渉と意楽(いぎょう)―」、2011年11月26日(土)、恵賓苑賓館(Xian Paradise Resort)(陝西省仏教協会主催「大興禅寺与唐密文化学術研討会」)
・テーマ講演「合戦絵屏風の機能」(公開シンポジウム「平家物語と合戦絵」)平成24年4月29日(日) 13:00から 下関市立美術館1階講堂
・「滋賀県・西明寺三重塔壁画の法華経絵」、平成25年8月5日(月)、富山国際会議場大手町フォーラム205会議室(法華経絵研究会)
・「宍粟市新指定の仏教絵画について」、平成25年11月10日(日)、宍粟防災センター(平成25年宍粟学講座特別編)
・「マハーマーユーリー(孔雀明王)の図像と起源」、平成25年12月7日(土)、早稲田大学文学部36号館382教室(密教図像学会第33回学術大会)
・「『平家物語』の登場人物と「平家納経」―東西文化交流の視点から―」、平成25年12月21日(土)、國學院大學若木タワー5階506教室(公開研究集会【「文化現象としての源平盛衰記」研究】)
著書・発表論文など
・「平家納経の世界―平家公達の祈りと造形―」『平家物語をあるく(JTBキャンブックス 文学歴史22)』 2004 (JTBパブリッシング)
・「但馬・今滝寺所蔵孔雀明王像の図像学的考察−中世日本における祈雨・孔雀経法の実践、そして思想をめぐって−」『密教図像』第25号 2006 (密教図像学会)
・「平家納経普門品表紙・見返し絵の図像学的検討−東漸するシンハラ物語とスダーナ太子本生譚−」『汎アジアの仏教美術』 2007 (中央公論美術出版)
・「『平家納経』の思想と装飾プログラム―宝塔品紙背にみる四季絵と法華経二十八品大意絵との関わりから―」 『美術史』第166冊 2009 (美術史学会)
・「香川縣立ミュージアム所蔵『法華経』について―十二世紀の東アジアにおける日本絵画の一遺例として―」 『國華』第1377號 2010 (朝日新聞社)
・「平安時代前期・中期における孔雀経法の形成と展開―空海請来から藤原道長による平産の祈りへ―」 『密教図像』第29号 2010 (密教図像学会)
・(分担執筆)愛知県史編さん委員会『愛知県史 別編 文化財2 絵画』 2011 (愛知県)
・(鳥井和之氏と共同執筆)「圓増寺所蔵「紺紙金字法華経」について」 『名古屋市博物館紀要』第34号 2011 (名古屋市博物館)
・「日本の博物館・美術館における教育の実現と今後の展望」 『塵界』第22号 2011 (兵庫県立歴史博物館)
・「敦煌莫高窟及び安西楡林窟の孔雀明王(Mahamayuri)について―帰義軍節度使曹氏による密教受容の一断面―」pp.27-54、『美学美術史論集』第25号 2011 (名古屋大学大学院文学研究科美学美術史学研究室)
・「「平家納経」の世界」pp.50-59、高橋昌明・編『(別冊太陽190)平清盛―王朝への挑戦―』 2011 (平凡社)
・「平家納経―清盛と平家一門の祈りの結晶―」pp.36-37(折込)、編集・歴史群像編集部『平清盛(学研ムック)』 2011 (学研パブリッシング)
・「呉越国の仏塔に納められた法華経と日本」pp213-221、浙江省博物館・編『呉越勝覧国際学術研討会論文集』 2011 (中国書店)
・「収蔵于呉越佛塔里的《法華経》与日本」pp222-227、浙江省博物館・編『呉越勝覧国際学術研討会論文集』 2011 (中国書店)
・「大随求曼荼羅試論─隠された中世東西交渉と意楽─」『論集・東洋日本美術史と現場』竹林舎、2012年。
・「紺紙金字経と隠れた墨書・墨印 : 古写経の史料的相対化に向けた近赤外線デジタルカメラ撮影技術の利用」『古文書研究』73、2012年6月。
・「平家納経とその経箱 : 呉越国、宋、契丹の仏塔に納められた法華経と日本より」『美学美術史研究論集』26、2012年。
・「ポスト・グプタ朝時代における四臂観音について 」『金沢大学文化資源学研究』12、2013年2月。
・「宍粟市御形神社と西光寺の中世絵画」『塵界』24、2013年3月。
・「宍粟の中世後期と仏教絵画」『塵界』25、2014年3月。
・「西夏・黒水城のマハーマーユーリー経典と見返絵」、長岡龍作編『機能論―つくる・つかう・つたえる―(仏教美術論集 第5巻)』 竹林舎、2014年4月
・(原口志津子氏、小林知美氏と共同執筆)「金沢市・宝乗寺蔵「紺紙金字妙法蓮華経巻第六」」、『富山県立大学紀要』25、2015年3月
・「平家納経涌出品・観普賢経の見返絵と『源平盛衰記』の交差―「銀ニテ蛭巻シタル小長刀」の説話から貴女の漂流譚へ―」、松尾葦江編『文化現象としての源平盛衰記』、笠間書院、2015年5月
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