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館長室へようこそ!

兵庫県立歴史博物館
館長 端 信行
【プロフィール】
 私は2002年から、兵庫県立歴史博物館で館長をつとめています。
 大阪府に生まれました。専門は文化人類学と比較文明論です。京都大学文学部を経て、1974年に国立民族学博物館助教授となり、1992年からは同館の教授を、2001〜2007年には、京都橘大学で教授をつとめました。
 
 ※端館長は2014年3月末日に退任し、現在は名誉館長です。このページは過去ページを表示しています。
【「館長室へようこそ」について】
 「館長室へようこそ」では、歴史博物館に関する話題や、兵庫県の歴史・文化のニュース、私が折に触れて感じたことなどを、皆さんにお伝えしたいと思っています。「歴史ステーション」にお越しになった時に、気楽に立ち寄って、おくつろぎ下さい。  みなさんのお便りなども、お待ちしています。
あて先 : Rekishihakubutsu@pref.hyogo.lg.jp
 

 “女子ワールド”満開 2013年5月15日

 不順あるいは不安定との表現がぴったりの春が過ぎ、ようやく初夏の陽ざしが日に日に強く感じられる候となりましたね。外出の装いがあれこれ悩ましく、また楽しみな季節になりました。とくに女性にとっては、装いの楽しみはかぎりないことでしょう。

 こうした女性の装いの楽しみがかぎりなく、また自由になってきたのは、そうむかしのことではありません。女性の人生のなかで、少女という時代が認められだしたのは明治から大正にかけてのことです。そしてその時代の画家たちは、“少女”という新しい生命体を生みだしたのです。

 現代は女性が大いに社会進出をはたし、文化芸術から消費生活まで、女性の力が大きな意味をもつ時代です。本館が開催中の特別展『かわいい!女子ワールド』はそうした現代女性の原点を照らします。この機会にご観覧をおすすめします。

   
 
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