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館長室へようこそ!

兵庫県立歴史博物館
館長 端 信行
【プロフィール】
 私は2002年から、兵庫県立歴史博物館で館長をつとめています。
 大阪府に生まれました。専門は文化人類学と比較文明論です。京都大学文学部を経て、1974年に国立民族学博物館助教授となり、1992年からは同館の教授を、2001〜2007年には、京都橘大学で教授をつとめました。
 
 ※端館長は2014年3月末日に退任し、現在は名誉館長です。このページは過去ページを表示しています。
【「館長室へようこそ」について】
 「館長室へようこそ」では、歴史博物館に関する話題や、兵庫県の歴史・文化のニュース、私が折に触れて感じたことなどを、皆さんにお伝えしたいと思っています。「歴史ステーション」にお越しになった時に、気楽に立ち寄って、おくつろぎ下さい。  みなさんのお便りなども、お待ちしています。
あて先 : Rekishihakubutsu@pref.hyogo.lg.jp
 

  67年目の終戦記念日 2012年8月15日

 昨年来のエネルギー危機と節電に加えて、集中豪雨と突然の寒気による不順な天候に見まわれた今夏も、67回目の終戦記念日を迎えます。昭和20年生まれの人も今年は67歳。戦争や戦災の直接体験者は少なくなるいっぽうですが、こうして毎年の8月15日を終戦記念日として迎えることで、過去の戦争の記憶は確実に伝承されることでしょう。

 またいっぽうでは8月15日はお盆の中日で、祖先や戦死者の霊を弔うときでもあります。近年では、阪神・淡路や東日本大震災や洪水など大災害による死者も増えるばかりで、8月15日はいまや国民的慰霊の日の様相をすら感じます。

 

 本館の夏季特別企画展『江戸時代のペーパークラフト』展は、好評のうちに佳境に入りつつあります。江戸時代の子どもたちが、真夏の縁側で楽しんだ組上絵の数かずが、クールスポットとともにみなさんを待っていますよ。平穏な夏のひとときを是非とも体験してください。

   
 
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