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館長室へようこそ!

兵庫県立歴史博物館
館長 端 信行
【プロフィール】
 私は2002年から、兵庫県立歴史博物館で館長をつとめています。
 大阪府に生まれました。専門は文化人類学と比較文明論です。京都大学文学部を経て、1974年に国立民族学博物館助教授となり、1992年からは同館の教授を、2001〜2007年には、京都橘大学で教授をつとめました。
 
 ※端館長は2014年3月末日に退任し、現在は名誉館長です。このページは過去ページを表示しています。
【「館長室へようこそ」について】
 「館長室へようこそ」では、歴史博物館に関する話題や、兵庫県の歴史・文化のニュース、私が折に触れて感じたことなどを、皆さんにお伝えしたいと思っています。「歴史ステーション」にお越しになった時に、気楽に立ち寄って、おくつろぎ下さい。  みなさんのお便りなども、お待ちしています。
あて先 : Rekishihakubutsu@pref.hyogo.lg.jp
 

  師走の博物館 2008年12月15日

 本館が自信を持って開催した秋季の特別展も、好評のうちに終了しました。博物館のスタッフは、特別展に出品していただいた数かずの貴重な資料を撤去・返却するとともに、早くも来年1月下旬から始まる特別企画展の準備に入っています。


 その意味では、12月の中旬から来年1月の中旬にかけての時期は、博物館はちょっとひと休みをして、人間にたとえると、マッサージなどで身体をほぐし、体力を取り戻すという、充電の期間と言えます。この間に、展示場のすみずみまで点検や清掃をおこない、資料に傷んでいるところがないか、入念なチェックをおこなうのです。またこの期間中に、臨時の休館日を設け、一年中フル回転で働いてきた展示場の燻蒸などもおこないます。知らず知らずのうちに貴重な資料を虫食む害虫やカビなどが展示場に侵入しているからです。


 こうして、博物館はお正月を迎え、ふたたび元気になって特別企画展を開催することができるのです。このちょっと静かな充電中の博物館を訪れてみませんか。いつもと違った博物館の一面を発見できるかも知れません。


    *年末年始の休館日:12月29日(月)から2009年1月3日(土)まで
    *臨時休館日:2009年1月13日(火)から1月19日(月)まで

   
 
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