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淡路人形芝居[あわじにんぎょうしばい]
 南あわじ市三条に、淡路人形発祥の地という石碑が立っている。八幡神社には道薫坊[どうくんぼう]・百太夫[ひゃくだゆう]・恵比須神[えびすしん]・秋葉神[あきばしん]を祀[まつ]る大御堂[おおみどう]が建立[こんりゅう]されている。人形芝居の巡業に出る役者はここに参り、興行の成功と無事を祈願した。
 淡路島では人形づかいを役者とかデコ回しと呼ぶ。江戸時代には道薫坊廻[まわし]とも称された。
 人形浄瑠璃は浄瑠璃を語る太夫[たゆう]・三味線弾き・人形づかいによって行われ、太夫と三味線弾きは太夫座[たゆうざ]に座る。
 人形は頭・肩板[かたいた]・手・胴などの部分からなり、それぞれを3人の遣[つか]い手が巧みに操る。淡路人形浄瑠璃の特色は文楽人形[ぶんらくにんぎょう]より頭が大きいことと時代物の通し狂言を得意としたことである。
 生活様式が変わるなかで淡路人形浄瑠璃は衰退し、現在では淡路人形座のみが淡路人形浄瑠璃館で上演を続けている。

麻積堂内の道薫坊、百太夫、恵比須、秋葉神の像 淡路人形浄瑠璃館の舞台風景 阿波鳴門の段でおつるを胸にだく母親 熱演する太夫と三味線弾き
二十八回変る段返しの舞台 人形座に飾られた人形頭