兵庫県立歴史博物館HPへ ひょうご歴史ステーションへ
このサイトについて Flashバージョンへ
前へ戻る

石屋神社[いわやじんじゃ]の浜芝居[はましばい]
 淡路市岩屋[あわじしいわや]の石屋神社[いわやじんじゃ]では、3月中旬に浦祈祷祈願祭[うらぎとうきがんさい]と浜[はま]芝居を行う。
 戎舞[えびすまい]は風折烏帽子[かざおれえぼし]に狩衣姿[かりぎぬすがた]で、手に釣竿[つりざお]を持つ恵比須[えびす]と、羽織[はおり]・袴[はかま]で角樽[つのだる]を持つ村長[むらおさ]、囃子方[はやしかた]の太鼓打ちと太夫[たゆう]のほか船頭[せんどう]等[とう]で始められる。歯切れのよい太鼓の囃子で「語り」が入り、恵比須が現れる。恵比須が「盃[さかずき]が三献[さんこん]相済め[あいすめ]ば、この恵比須がひとさし舞わん」と語り、村長[むらおさ]が角樽[つのだる]から恵比須の大盃[おおさかずき]に酒を注ぎ、一献[いっこん]飲み干すたびに「鯛がよう漁[と]れますように一献致[いた]そうかい」と、次々に色々な魚の名をあげて豊漁を祈る。酒に酔った恵比須は舟べりから釣竿を垂らし、鯛を釣り、「めでたし、めでたし」で終わる。

豊漁を祈って海に稚魚を放つ恵比須 釣竿を持って舞台に登場した恵比須 ハマチやいかなごが漁れるようにと村長は恵比須に酌をする 大盃を飲み干した恵比須
船に乗り魚を釣る恵比須 恵比須の釣糸の先に大きな鯛をつける 鯛を片手の恵比須様