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法花寺万才[ほっけいじまんざい]
 豊岡市法花寺[とよおかしほっけいじ]には、法花万才が伝えられている。
 万才は太夫[たゆう]・才若[さいわか]・三味線[しゃみせん]の3人一組となり正月2日から門付け[かどつけ]に回る。
 太夫は風折烏帽子[かざおれえぼし]、藍染木綿地[あいぞめもめんじ]に日の出に鶴と松を染め抜いた素襖[すおう]に袴姿[はかますがた]で、手に扇を持つ。才若は梨子打烏帽子[なしうちえぼし]を被[かぶ]り、襦袢[じゅばん]の上に胸当てをつけ、付紐[つけひも]のついた甚兵衛羽織[じんべえはおり]を着て、手に鼓[つづみ]を持つ。
 万才は紋入り[もんいり]から始まる。三味線弾きが歩きながら、「御代[みよ]はじまりましたるには、水も若[わか]やぐ木の芽もめんだつ」と歌い出す。門入りが終ると蚕祈祷[かいこきとう]になる。お家繁盛と蚕や農作物の豊穣をめでたく歌い込んだ万才を舞う。
 万才は三味線に合せて鼓[つづみ]で拍子をとり、身振り手振りで相方の太夫と意気の合った芸を見せて舞う。

万才の太夫の着る素袍 太夫の持つ扇と風折烏帽子、才若の沓 蚕祈祷の才若の舞 才若と太夫の両者のかけ合い
扇を拡げて舞う蚕祈祷、太夫の舞 めでたく舞い納める才若と太夫