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大杉[おおすぎ]のざんざこ踊
 養父市大屋町大杉[やぶしおおやちょうおおすぎ]の二宮神社[にのみやじんじゃ]では、8月16日にざんざこ踊りを奉納する。
 新発意[しんぽち]は、黒塗の陣笠[じんがさ]を被[かぶ]り浅葱[あさぎ]の裃[かみしも]に草履[ぞうり]をはく。右手に白木の軍配団扇[ぐんばいうちわ]、左手に五色の幣串[へいぐし]を持つ。
 太鼓の側踊[がわおど]りは頭に赤熊[しゃぐま]を被[かぶ]り、胸当て、弓篭手[ゆみこて]をつけ、締太鼓を腰につける。中踊りも側踊りと同じ衣装で背中に大団扇[おおうちわ](大幣[おおべい]ともいう)を背負う。直径1メートル余りの丸型と軍配団扇[ぐんばいうちわ]の形の枠を2枚づつ作り、5段に仕切る。五色の色紙を短冊[たんざく]に切り、一面に張る。竿[さお]の上部に幣串[へいぐし]を6・7本差し、団扇[うちわ]の肩にも1本ずつ差す。音頭取りは7・8人で、うち3・4人が笛を吹く。衣装は茶色地の指貫[さしぬき]を着て、頭に一文字笠を被[かぶ]る。白足袋[しろたび]に草履[ぞうり]をはき、手に色紙[いろがみ]の紙垂[かみたれ]をつけた幣串[へいぐし]と歌扇子[うたせんす]を持つ。
 16日の午後、村の公民館で準備を整え、「ゆりは」を歌って出発する。幟旗[のぼりばた]を先頭に新発意[しんぽち]・歌唄い・中[なか]踊り・側[がわ]踊りの順で宮に練り込む。本殿下の広場で、団扇[うちわ]を背負った中踊りを中心に大きな輪を作る。
 新発意[しんぽち]が口上[こうじょう]を唱えると、踊り子が一斉に太鼓を打ち出す。新発意は輪の中に入り掛声をかける。

映像
movie
本祭事の映像ムービーです。

円型と軍配団扇形の大幣に五色の紙垂れをつけ、上部の肩に幣串をつけた大団扇 二宮神社の石段をのぼって宮入りする踊り子の行列 踊り子が宮入りをする 一文字笠を被り音頭をとる唄歌い
神社の広庭で中踊りを囲み輪になって踊る 大きな二列の輪を作り締太鼓を叩いて踊る側踊り 陣笠を被り裃姿で指揮をする新発意 赤熊を被り締太鼓を叩く側踊り子
大幣を背負い輪の中心になって踊る中踊り子 からす跳びをする中踊