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寺内[てらうち]のざんざか踊り
 朝来市和田山町寺内[あさごしわだやまちょうてらうち]の山王神社[さんのうじんじゃ]では、7月15日の夏祭りにざんざか踊りが行われる。
 踊りは側踊り[がわおどり]15・16人・中踊り[なかおどり]2人・しんぼし2人・音頭取り2・3人で行われる。側踊り子は茶褐色の襦袢[じゅばん]に股引[またひ]きをつけ、白布[はくふ]の襷[たすき]をかける。鉢巻[はちま]きを締め草鞋[わらじ]を履く。先端に紙房[かみふさ]のついた2本の竹棒で締太鼓を挟んで腰につける。中踊りは紺地襦袢[じゅばん]に股引きをはき、側踊りと同じ装束[しょうぞく]をつける。背中につける「しない」と呼ばれる団扇[うちわ]には色紙[いろがみ]の短冊[たんざく]を無数に貼り、1年十二ヶ月を示す12本の竹すだれをつける。しんぼしは木綿地[もめんじ]の着流しに、陣笠[じんがさ]をかぶり、手に日月を現す軍配団扇[ぐんばいうちわ]を持つ。音頭取りはしんぼしと同じ衣装をつけるか、陣笠[じんがさ]を被[かぶ]らない。
 宿[やど](公民館)で準備を整えた踊りの一行は、囃子[はやし]込み太鼓を打ちながら、しんぼしを先頭に宮入りする。社頭[しゃとう]で外踊り[そとおどり]が踊りながら大きな輪を作り、中踊りとしんぼしがその中に入る。太鼓の拍子[ひょうし]と音頭取りの歌に合せ、しんぼしも同じように歌を歌い、指揮を取る。中踊り子は太鼓を打ち、拍子を取りながら2人が向かい合って「しない」を絡み合わせたりして勢いよく踊る。

宮入りする踊り子の行列 法螺貝の模様を染めた着物のしんぽちと中踊の列 お宮の境内で中踊りを囲んで踊る 大団扇の先のしなりをからませて踊る中踊
中踊の外側を締太鼓を叩いて踊る側踊 踊りは中踊りも側踊りも同じ動作 お寺の庭でしんぽちの指揮で踊る中踊り 中踊りも側踊りもしんぽちの指揮で輪になって踊る