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平内神社[ひらないじんじゃ]の百手の儀式[ももてのぎしき]
 美方郡香美町香住区余部[みかたぐんかみちょうかすみくあまるべ]の御ア[みさき]では、1月28日に百手[ももて]の儀式が行われる。
 当日の午前中、若者は矢竹[やたけ]を伐[か]りに行き、午後、炬火[かがりび]で矢の形を整える。
 百手[ももて]の儀式は夕方に行われる。午後4時、宿[やど]で射手[しゃしゅ]と矢持[やも]ちが衣装を着ける。準備が整うと頭屋[とうや]から行列が出発し、平内神社[ひらないじんじゃ]に向う。射座[しゃざ]に3人の射手[しゃしゅ]が並び、射手の後の矢持ちが矢筒[やづつ]を持って控える。的[まと]は7・8メートル先の大銀杏[おおいちょう]の幹に立てる。左の射手が初矢[はつや]を射[い]、他の射手も連続して射る。弓と矢は神事[しんじ]が終わると即座に処分する。
 最後に社の前の広場で全員が手をつないで輪を作り、手打ちをして儀式は終わる。

宿になる公民館の横で炬火を囲んで矢作り 竹で編んだ矢筒に矢羽根のない矢を入れる 百手の的作り 弓の本弭の下を長くした特殊な弓作り
先触れをしながら進む百手の行列 石鳥居を潜る射手 石垣の上の射座から本弭の下が長い弓で的を射る射手 銀杏の幹に立てた的に当たった矢
弓は折って処分する 全員で輪になり手打ちをして終る百手の儀式