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原八幡神社[はらはちまんじんじゃ]のチャンチャコ踊
 宍粟市波賀町原[しそうしはがちょうはら]では8月の地蔵盆[じぞうぼん]に、村の八幡神社でチャンチャコ踊りを奉納する。
 当日、宿[やど](公民館)で衣装を整えた新発意[しんぽち]とかんこ打ちは出立[いでた]ちに踊る。親[おや]新発意を先頭に列を作り、太鼓をたたきながら八幡神社に参る。
 境内に板敷きの踊り場を作り、そこに囃子方10人あまりが鉦[かね]と歌本[うたほん]を持って座る。8歳から12歳ぐらいのかんこ打ちの少年は、紺絣[こんがすり]の着物に襷[たすき]を背に結び、菅笠[すげがさ]を被る。締太鼓を2本の棒で挟んで腰につけ、紙房[かみふさ]のついたバチを両手に持ち、素足に草履[ぞうり]を履く。新発意の少年3人は、笹竹に三角の金紙や、赤と白の紙垂[かみだれ]をつけた竹杖[つえ]を左手に持ち、右手に金属の輪を束ねたヂャンヂャンを持つ。陣羽織[じんばおり]を着け、金紙を切りぬいて貼り付けた赤鉢巻を締める。
 踊りの始めに親新発意が口上を唱えると、太鼓と鉦が鳴り、囃子方の歌が入る。踊りの足運びは新発意もかんこ打ちも同じで、大きく動き回ることはない。神社で奉納が終わると、村の入口にある大師堂[だいしどう]の前で踊り、最後にかんこ打ちが菅笠をとり、「笠やぶり」を踊って終わる。

新発意を先頭に神社に繰り込む踊り子 神前で踊りの前にお祓いを受ける新発意とかんこ打ち チャンチャコ踊の太鼓の桴と囃子方の手鉦と歌本 新発意の持つ笹竹につけた紙重
金色の鉢巻きをしめた親新発意と銀色の小新発意 歌本を見ながら手鉦を打って歌う囃子方 手にヂャンヂャンを持ち3人そろって指揮をとる新発意 片足を上げて終るチャンチャコ踊
親新発意が口上を述べる間屈み腰で待つかんこ打ち 神社の前庭で踊るチャンチャコ踊 かんこ打ちの踊り 大師堂の前で踊るチャンチャコ踊
笠を取って笠やぶりを踊るかんこ打ち