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吉川若宮[よかわわかみや]神社のヤホー神事[しんじ]
 三木市吉川町稲田[みきしよかわちょういなだ]の若宮神社では、10月1日の秋祭りにヤホー神事が行われる。
 10月11日の朝、本殿で神事が済むと割拝殿[わりはいでん]で「座振舞[ざふれまい]」が行われ、神主が神歌を唱える。
 正午頃、神輿[みこし]の拝殿前に据えられ、渡御[とぎょ]が始まる。渡御[とぎょ]の先頭には赤熊[しゃぐま]を被った山伏姿の天狗が錫杖[しゃくじょう]を打ち鳴らし、幣串[へいぐし]と日の丸の扇を持ったお多福が踊りながら先導[せんどう]する。
 馬神事[うまのしんじ]や馬駆け[うまがけ]が終わると、社殿の玉垣の前にヤマカヤを作る。獅子舞・棒ふり鬼[おに]・小鼓[こつづみ]・締太鼓・篠笹[しのざさ]持ち・行燈[あんどん]持ち・金棒引き[かなぼうひき]である。棒ふりは赤い鬼面を被[かぶ]り、手に削りかけを持ち、腰に日の丸の扇をさす。締太鼓は2本の棒で挟み、両側から大人が支える。行列は鳥居から拝殿へと進む。棒ふり鬼は扇を開き、ヤマカヤに入ったと稚児[ちご]と馬上[ばじょう]の稚児[ちご]の三者で神歌[しんか]を交わす。三者が神歌を唱え終わると、締太鼓がトントントンと叩かれ神事は終わる。

給仕人が煙草盆を配り座振舞を始める 配膳を二人で運ぶ給仕人 箸と大豆の枝を膳に置く給仕人 猿田彦の先導でお旅所に向う
獅子の先導で随神門を三周する馬に乗った一老 馬場先を駈ける馬駈神事 ヤーホ神事の囃子の前を行く棒振り 拝殿前で棒を地面に立て唱え言をする棒振り
赤熊をつけ扇を手にした馬上の稚児 稚児が入った山かやと馬上の稚児の問答 締太鼓を叩いて終る