兵庫県立歴史博物館HPへ ひょうご歴史ステーションへ
このサイトについて Flashバージョンへ
前へ戻る

湯谷[ゆだに]の念仏太鼓
 三木市吉川町湯谷[みきしよかわちょうゆだに]では、8月7日と13日、16日の3日間、念仏太鼓が行われる。
 念仏講[こう]の初日[しょにち]である8月7日は村の阿弥陀堂、13日は阿弥陀堂・薬師堂・観音堂の三か所と、新仏の家を回る。16日は布施開きで、阿弥陀堂で供養する。また、村で葬式があると仏壇[ぶつだん]の前で供養の念仏太鼓をし、墓でも同様に行う。
 念仏太鼓は太鼓打ち4人が一組となり、うち1人を「頭[かしら]」と呼び、他の3人を「おと」と呼ぶ。平鉦[ひらかね]打ちは3・4人で、その内の1人を「尊心[そんしん]」と呼び、導師役[どうしやく]を勤める。あとの鉦たたきは「脇[わき]」と呼ぶ。
 太鼓の打つ姿が踊っているように見えるところから太鼓踊りといわれている。太鼓の打ち方は、七つばい・とおり・みだれ・よだん・もどき・かんい・おどしかんいの7種類があるという。

念仏で叩く握り手のついた太鼓と平鉦・撞木 白絣の浴衣姿で鉦と太鼓を持って回向に行く念仏講 正面を向いて鉦を叩き念仏する導心 導心の向い側の席に太鼓を挟んで平鉦を叩く脇
導心の念仏の間屈み腰で太鼓打ちは待つ 頭の打つ太鼓に合せ太鼓を打ち分ける 鉦の音に合せ太鼓の合奏 念仏が終りに近づき太鼓は中央で待つ
屈んだまま太鼓を打って終る