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鶴林寺[かくりんじ]の修正会悔過法要[しゅしょうえごかほうよう]
 加古川市加古川町北在家の鶴林寺では、1月8日の修正会悔過法要[しゅしょうえごかほうよう]のあと、鬼踊りが行われる。
 鬼踊りの前に本堂内陣で鶴林寺の鬼追いの由来を説く謡曲「安田吉道[やすだきちどう]」を謡う。須弥壇[しゅみだん]の前の大机に12の土器[かわらけ]に燈明[とうみょう]を点じ、その年の天候を占う。須弥壇[しゅみだん]の前に3本の鬼の花が立て掛ける。鬼の花は細い竹を赤い紙で巻き束ね、白い桜の花型を紙で作り、数枚ずつを貼付けたものである。鬼の花は右から早稲[わせ]、中稲[なかて]、晩稲[おくて]となっている。1人の僧が一束を両手で持ち、世話人が稲先を持って須弥壇[しゅみだん]を左回りに一周し、垂れ具合で豊作を占う。
 赤鬼は左手に斧、右手に松明、槌[つち]を背負う。青鬼は鉾[ほこ]を持つ。小鬼は樫[かし]の棒を持つ。
 須弥壇[しゅみだん]の東端から赤鬼・青鬼が松明をかざして登場し、屈[かが]んだり、四股[しこ]を踏んだりする。子供らが外陣から大声で鬼を囃すと、鬼は松明を振り、斧を振り上げて外陣に踊り出し、子供達を追い回す。最後は内陣の東側に吊り下げた鏡餅を、鬼が手にした採物[とりもの]で突き落として終わる。

須弥壇の厨子の前に並べた占いの鬼の花と鬼の面 大机の上に置かれた1年12ヶ月の天気の占いと土器 法要に先だち本堂内陣で安田吉道の謡曲を歌う 一山の僧による悔過法要
鬼の花を仏前にかざす僧 鬼の花をかざして占う僧侶 占いが終ると丸く輪にして元の場所に置く 内陣の東の端に吊り下げた鬼の餅
四股を踏み松明を振る赤鬼と青鬼 斧を肩に担いだ赤鬼と鉾を持った青鬼 二鬼が1組で棒打ちする小鬼の踊り 右手に消えた松明を持ち斧を担いで四肢を踏む赤鬼
四肢を踏み立ち上った青鬼 槌を背に負い子どもを追う鬼 四肢を踏み松明を振る鬼 法要のあと額に牛玉宝印を受ける僧