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稲畑[いなはた]の三番叟[さんばそう]
 丹波市氷上町稲畑[ひかみちょういなはた]の奴々伎[ぬぬぎ]神社では、10月の第2日曜日に三番叟[さんばそう]が奉納される。
 三番叟[さんばそう]は・二番叟[にばんそう]・三番叟[さんばそう]・翁・囃子方の鼓・笛・拍子木からなっている。
 本殿に面した割拝殿[わりはいでん]の中央通路に床をはめ込み舞堂にする。舞台の前後を黒地の薄手の麻幕で仕切り、幕の裏側に床几[しょうぎ]を並べた上に囃子方が座って囃[はや]す。
 祭の当日、午前中に大ならしの仕上げの舞を行い、夜の本番に備える。夜、踏み児は神社脇にある宿で衣裳をつけて拝殿に上り、神事に参加した後に舞台に入る。
 口上[こうじょう]のあと幕が引かれると、翁[おきな]を中心に本殿に向って左側に二番叟、右側に三番叟[さんばそう]が控える。二番叟は露払いの舞をする。三方に神楽鈴[かぐらすず]・白式尉[はくしきじょう]と黒式尉[こくしきじょう]の面を載せて翁に渡す。翁は面を改め、面付けをする。翁は舞い、神歌を謡う。舞い終わると翁は面を脱ぐ。
 三番叟は、扇を手に舞い、終ると黒式尉[こくしきじょう]の面をつけ、二番叟と短い問答をする。二番叟から鈴を受け取り、鈴の段を舞って終わる。

剣先烏帽子の後に白の花飾りをつけた三番叟と侍烏帽子の二番叟 舞堂の舞台に揃った三番叟の役者 二番叟の露払の舞 舞い終わった二番叟が三方に面と鈴をのせて翁の前に運ぶ
面付けをする翁 神歌を歌って舞う翁 翁の舞 面を外して待つ三番叟
三番叟の楺の段 問答をかわす二番叟と三番叟 二番叟から鈴を受け取る三番叟 黒式尉の面をつけた三番叟