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池尻[いけじり]神社の人形狂言
 篠山市町ノ田[ちょうのた]の池尻[いけじり]神社では、10月8日の例祭[れいさい]に人形狂言を奉納する。
 人形狂言は、舞堂[まいどう]を舞台に行う。演目の「神変応護桜[じんぺんおうごさくら]」の桜と露[つゆ]を図案化した裾幕[そでまく]を雨戸の下半分を横に引き、勾欄[こうらん]に代える。人形の演出と囃子方はこの幕の内側に入る。
 祭りの当日、神社に神輿が還御[かんぎょ]すると、人形狂言の準備が始まる。準備が整うと、演目の口上があり、人形芝居が始まる。 
 演目は「神変応護桜[じんぺんおうござくら]」である。付拍子[つけびょうし]と語りに合せて遣[つか]い手が、2人または3人で一体で遣う。二体が一度に出るのは爺[じじ]と婆[ばば]だけでその他は一体ずつ出る。最後の見せ場は大蛇と八重垣が舞台いっぱいに大立回り[おおたちまわり]をし、大蛇を退治してめでたく終る。

人形浄瑠璃「神変應護桜」の人形 二人遣いの爺の人形 婆々の人形 足のある祢宜の人形
美しい衣装の稲田姫 金糸で模様を入れた着物や帯をつけた稲田姫の後姿 髪を後にたらし口許の動く八重垣の人形 明治以後に作られた新しい頭、稲田姫 婆々爺
明治以後に作られた新しい頭、八重垣と祢宜 本番通りに毎度練習する遣い手、人形は祢宜 人身御供の相談をする爺と婆々 謡い手に合わせて稲田姫の道行きの練習
大蛇退治の練習 舞堂に人形を運ぶ 裾幕の内側から外題の口上を述べる役員 本番の祢宜
裾幕の内側は楽屋と舞台を兼ねる 黒子をつけ爺・婆々を演じる遣い手 八重垣の大蛇退治 里芋で作った人身御供の代用雀