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高売布神社[たかめふじんじゃ]の千本搗き[せんぼんつき]
 三田市酒井[さんだしさかい]の高売布神社[たかめふじんじゃ]では、10月7日に千本搗きが行われる。この日を初頭[はつとう]と呼び、お頭[とう]入りの神事を行う。この日に搗いた餅は10月9日の例祭に献供[けんく]する御供[ごく]である。
 千本搗きは、もち米二斗(約36リットル)を7〜8回に分けて搗く。お頭[とう]の神事が終るころ社務所の台所で、三重ね[みつかさね]のせいろで蒸し上げる。餅搗きは長さ2メートル程の細長い桧[ひのき]の棒杵[ぼうきね]で、注連縄[しめなわ]を巻いた石臼[いしうす]の周囲から12本の杵で搗[つ]く。湯気[ゆげ]に包まれ蒸し上った餅米[もちごめ]が、臼[うす]に移されると、音取りが太鼓をたたいて拍子をとり、礎場搗歌[いしばづきうた]を歌う。搗き上った餅は合図の掛声で、一斉に杵で高く突き上げ、そのまま畳大の台の上に置く。千本搗きの餅は新しく氏子となった人や子供に配る。

新しくお頭入りした子どもの親が揃って餅搗き前のお祓いを受ける 千本搗きに使う桧の長柄の杵 囃しながら餅を搗く 太鼓の拍子で礎搗歌を歌って威勢よく搗く千本搗き
搗き上がった餅を掛声と共に12本の杵で一斉に高く持ち上げる 搗き立ての餅を手早く千切ってまるめる 小さな御供を入れた餅箱 御旅所の御供にする七五三の餅