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波々伯部神社[ほうかべじんじゃ]のお山の神事
 篠山市波々伯部[ささやましほうかべ]の波々伯部神社[ほうかべじんじゃ]では、8月4日と5日の夏祭りに曳山[ひきやま]の上で操り人形(俗にデコノボウ)が演じられる。
 準備は8月1日から始める。1日は神輿[みこし]や山結い[やまゆい]の木組を点検し、翌2日は人形・小道具・曳山[ひきやま]の幕などの虫干しをする。この時、人形の顔に「エカキ」をする。
 8月3日の午後、山結い[やまゆい]をする。百本程の真竹[まだけ]を使い、東西二手[ふたて]に分れてお山を作る。お山の頂上に松を差し、舞台の正面両側にカンザシを差す。
 4日の朝、お山に幕をかける。8月4日の宵宮と5日に檀尻山[だんじりやま]の宮入りがある。曳山[ひきやま]が宮入りするとお旅所へ渡御[とぎょ]が行われ、神輿が還御[かんぎょ]するとお山を曳き入れる踊り子のカミサンムカエが行われる。
 二基のお山は本殿に向けて並べ、人形操りを行う。演目は西の山が愛宕山[あたごやま]、東の山が俵藤太[たわらのとうた]である。人形は柄[え]を握って動かすだけの素朴な人形操りである。祭の翌日は後宴[ごえん]で、幕を外したり人形の整理し、最後にお山を崩して終わる。

映像
movie
本祭事の映像ムービーです。

波々伯部神社 虫干しの時に描く藤の花と鯛の絵かき 木偶と人形操りの小道具類の虫干し 外題の役柄に合った衣装を探す
簡単な細工の木偶 人形操りに使う12体の人形 着物をつけた白面と赤面の木偶 役柄に似合った顔を墨で描く
人形に出し物に合った衣装を着付ける 人形操りに使う小道類 出し物別に集められた小道具と人形 車軸と車輪をはめて土台を組む
芯柱を立て横木を渡して木組が終わる 四方から竹を立て芯柱に取り付の作業 鳥籠の様なお山 お山にはめる大小の輪作り
カンザシ作り お山に取りつけるカンザシ お山を参道の鳥居まで運ぶお山おくり 当日の朝幕かけの終った胡爪山
お山の間を通って宮入りする山車 宮入りの終った山車 お旅所への神幸の列 神幸の列の後に続く各村の山車
神社でカムサンムカエをする踊り子 西の山で演じる愛宕山の人形操り 東の山で演じる田原藤太の人形操り