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住吉神社の祭礼打込み[さいれいうちこみ](水無月祭[みなづきまつり])
 篠山市川原[ささやましかわら]にある住吉神社では、7月31日の水無月祭[みなづきまつり]の夜、宮入りした山車[だし]が1台ずつ神前で囃子[はやし]を奉納する「打込み」を行う。
 住吉神社の山車は菊水山・鳳凰山[ほうおうやま]・鶴寿山[かくじゅやま]・亀甲山[きっこうやま]・獅子王山[ししおうやま]の五台で、祇園囃子[ぎおんばやし]を囃しながら町内を曳く。
 本宮の夕刻、提灯[ちょうちん]を飾りつけた山車[だし]が神社の前に集まる。提灯の灯に美しく映える5台の山車[だし]は宮入りし、若連中が威勢よく練り回したあと、拝殿前に据える。全ての山車[だし]が揃うと「打ち込み」が始まる。
 若連中が山車に乗り込み、1台ずつ神前に曳き出し、「打込み」を競演する。演曲は三味線・太鼓・小鼓・胡弓[こきゅう]などの楽器を用い、派手なバチさばきや太鼓で聴衆を魅了する。
 翌日、若連中[わかれんちゅう]は世話になった山車宿[だしやど]を接待する。夜には祭りの幣[しで]を持って山車宿の庭に出て、伊勢音頭を全員で歌ってその労に感謝する。

住吉神社 町内を練る舟形山の山車 山車の手摺りから下げた祝儀を入れる囃子方の襷 神社の前の道路に宮入りに集まった山車の列
神前の灯明から火を提灯に移す山車の警固役 提灯に飾られた山車の火入れ 境内で勢いよく山車を練る鶴寿山の山車 山車の手提角行灯を捧げて気勢をあげる若連
境内に宮入りして並んだ山車 笛と歌が入る亀甲山の打込み 鳳凰山 菊水山
山車の警固に終りの挨拶をする若連